継続は力なり
夏祭りも終わり8月30日~9月4日の週は、幼児クラスでは、「前に出てお話ししよう」と
小学生クラスでは、「夏休みの思い出を作文に書いて発表しよう」を行いました。
幼児さんは、年齢や、言葉の習得に個人差がありますので、前に出てお話しする事に重点をおきました。就学前の年長さんは全員前に出て、自分の名前や、夏休みに楽しかった事などをお話しでき、質問にも答える事ができたお子様もいました。中には、前に出る事が恥ずかしいと思うお子様もいました。「恥ずかしい気持ち」も大切です。一人ひとりの気持ちを受け止め、肯定しています。未就園児の中でも、一人で前に出て、先生の問いかけに答えることができたお子様もいたのには、私達もびっくりして、盛大に拍手をしました。
小学生では、今回、学習の時間(集団の時間の冒頭30分)に作文用のプリントを配布し(3種類の中からすきなプリント形態を選択)担当の先生と一緒に作文を考えました。
作文は子ども達にとって自分の考えや思い、出来事を思い起こす事が必要なため、苦手な課題です。
始めの頃、「書けない」「わからない」「いやだ」といっていた子ども達ですが、いつのまにか、見慣れたプリントをサッと手にして、先生のアドバイスを受けながら文を書くことができるようになりました。
今回もそれぞれ工夫して、楽しさが伝わってくる文、その情景がうかんでくる文、事前におうちで構想を練ってきて、接続詞をつかいながら長い文章を書いたお子様もいました。
前に出ての発表では、照れくさそうでしたが、声も大きく立派に発表ができました。その後の質疑応答でも大いに盛り上がり、(いつのかにか言葉のキャッチボールができている)お父様やお母様にもお見せしたかったです。
児童発達の時から継続してご利用されているお子様がほとんどで、少しずつ積み上げてきたことが実を結んでいるのを感じます。
毎日の変化はなかなかわからないものですが、継続がいかに大切か、子どもの大きな成長を目の当たりに見ることができました。
これからも、与えられた療育時間を大切にして、沢山の経験値を積み上げて、外に向かって自立ができるように支援していきたいと思います。
発達支援室Kodomo鶴見東口室長




