3月の運動カリキュラムでは、「ダンス」を行いました。
「体全体を大きく動かすこと」、「リズムに合わせて体を動かすこと」を目的に取り組みました。
ダンスは、子ども達のよく知っている「アンパンマン体操」です。幼稚園や保育園の行事で使われることもよくあり、「知ってるよ!」と声を弾ませる子もいれば、アンパンマンを卒業し、恥ずかしさが現れている子どももいました。
まず、準備運動を兼ねて、体伸ばしと、ジャンプを行いました。体を動かせることに慣れてきたところで、ダンスの振り付けを練習しました。先生の真似が上手にできるかな?と様々な動きとポーズに挑戦しました。サンサン体操に出てくるキャラクターのポーズは、かっこよくも、かわいらしくも決めてくれました。ジャムおじさんは、優しいポーズ、アンパンマンは強いガッツポーズ、バイキンマンはすばしっこいぐるぐるポーズ、ロールパンナはニッコリポーズを見様見真似で一生懸命に体を動かしてくれました。
いざ音楽を鳴らして踊ると、恥ずかしがりながらもノリノリで踊る姿が見受けられました。最後のポーズでは、プリキュアの戦士になりきる子もいました。一方で、恥ずかしが勝って「踊らない」子もいました。そういう子には、アンパンマンが嫌だの気持ちは肯定しつつ、体を動かすことを重視し、気持ちが切り替わるよう促しました。(気持ちが切り替えられる子とそうでない子もいます。集団の場に居ること、参加することも大切な療育の一つだと考えています。)
最後は、みんな楽しかった~とニコニコ笑顔が見られました。
体を大きく動かすことや、小刻みに動かすこと、リズムに合わせて動かすことが苦手だった子も少しずつではありますが、体の可動域が広がってきています。つみ重ねが体幹の強化につながっていきます。より体を動かすことが楽しいと思ってもらえるように、これからも運動は、カリキュラムに取り入れていきます。
発達支援室Kodomo鶴見東口教室 保育士
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