年明け以降、小学生クラスでは毎月ビックアート制作に取り組んできました。

ビックアートとは、模造紙に描かれた巨大ぬり絵です。子ども達は、「一人ではできないこともみんなでならできる!」を目標に、曜日ごとに完成させていきました。

 

今回の制作は、3回に分けて行いました。1回目は「話し合い」です。

自分の意見が考えられる、言える、話が聴けることに重点を置きました。

沢山あるキャラクターの中から自分の好きなキャラクターを選び、理由とともに発表しました。意見が合うこともあれば、違った意見もありました。どの曜日も話し合いができ、チームで決まったキャラクターに折り合いを付けることもできました。お互いの意見が聴けて、尊重できていたことも素晴らしかったです。

 

 

 

 

2回目から「ぬり絵スタート」です。クレヨンやクーピーを使ってムラなく濃く、細かいところも丁寧に塗れました。子ども達同士で、「僕がここを塗るよ!」や「クレヨン貸して」等、声をかけ合う姿がとても印象的でした。協力することで、短時間の作業では到底、一人ではできない大きな作品ができること、協力し合う喜び、達成感を感じられたのではないかと思います。

 

 

 

 

3回目でついに「ビックアート完成!」です。2回目で塗り終えなかった細かいところと背景を塗りました。背景では、水彩絵の具を使用しました。学校で絵の具を使ったことのない子どもも絵の具の楽しさと、ビックアートが完成していくことに嬉しさを感じていました。最後に全員で記念写真を撮りました。

ビックアート制作は、子ども達の協調性や社会性、創造力が大切になりました。4月に比べると友達との関係性が生まれたり、自分の意思が芽生えたりと、一人一人の成長を感じることができました。

 

 

現在教室には、各曜日のビックアートを飾っています。教室が華やかになるだけ得なく、利用している幼児や保護者の方からも好評いただいています。幼児の中には、「小学生になったら作りたい!」と活動への期待を寄せてくれる子もいました。

 

発達支援室Kodomo鶴見東口教室 保育士

 

発達支援室Kodomo鶴見東口教室

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