いつもブログに訪問してくださり、ありがとうございます。
発達支援室kodomo鶴見西口教室で、神奈川県立リハビリテーションセンター(医療機関)の作業療法士の先生、
神奈川県職員スポーツ局スポーツ課の職員の方々が職員研修に来てくださいました。各教室の療育指導員、心理士、保育士などが
参加致しました。
骨盤を起こすためのクッション。椅子の上にそのまま置けるので、ぐでーっと体勢が丸まりやすい子におすすめ。骨盤が寝てると姿勢も寝てしまうので骨盤を起こすための補助具のようなもの。150cm未満のお子様が対象。長めに落ち着いて座ることが出来たり、だらっと低緊張のお子さんでも座りやすいので、集中しやすいなどメリットがあります。
Q:不器用さから苦手だからやりたくないにつながってしまう
A:手先の協調運動が大切!五感を鍛えることと、手の発達が大切。親・人・中指は動かす役割、薬・子指は握る役割を持っている。手の発達を促すには握る運動や手をつく運動が良い。ハイハイは万能で赤ちゃんの発達もハイハイから始まる。何かを握ってハイハイするだけでも手先の運動になる。
Q:鉛筆やスプーン、お箸を使えるようにするには
A:持ち方の発達としては、握り持ち(肩の動き)から手先の発達が進み三点で支えられ
るようになる。そのためには握る役割の薬・子指に握る力がつくことが大切。筆圧の弱さも2つの指の握る力が弱いと力が伝わりにくくなってしまう。スプーンも同様。
お箸は鉛筆持ちができてからが目安。1本箸で物を動かす練習をするだけでも効果がある。エジソン箸は使ってもよいが箸の上達にはつながらないので注意!
作業療法士の先生から、使いやすい道具のことや日常生活用具や食具について指導頂きました。
Q:階段の昇降やジャンプの苦手さについて
A:どこが弱い(筋力?高低の認知?片足バランスが苦手?)のかみつつ、大股歩きや跨ぐ動作を入れてあげ、片足で保持する力を育ててあげるといい。
発達支援室kodomoでは、運動療育に取り組んでいます。ケンケンパーもけんからだと難しいので、
パーからスタートします。
手をしっかり開く、しっかり握れるから手先、指先が使えるようになります。
神奈川県パラスポーツ推進プロジェクト
心身をより健康な状態に近づけ、「未病を改善する」ことにもつながります。
そこで、神奈川県ではパラスポーツを「障がいのある人がするスポーツ」という考え方から一歩進め、「すべての人が自分の運動機能を活かして同じように楽しみながらスポーツをする、観る、支えること=『かながわパラスポーツ』」と捉え、3つの取組を推進します。
1 パラリンピアンから学びます
パラリンピアンが自身の運動機能の限界に挑む姿から、体を動かすノウハウや創意工夫、諦めない心、できるようになる喜びを学びます。
2 「かながわパラスポーツ」を実践します
年齢、障がいなどを越えてスポーツをする喜びや、仲間ができる楽しみを実感できるよう「かながわパラスポーツ」を実践します。
3 パラリンピック競技大会を盛り上げます
「かながわパラスポーツ」を実践することで、東京で開催されるパラリンピック競技大会を神奈川から盛り上げていきます。
神奈川県ホームページより抜粋
神奈川県パラスポーツ推進プロジェクトは、
障がいのある人も、障がいのない人もすべての人がスポーツをすることで、
病気の予防、達成感、障がい者や高齢者など一人ひとり異なる運動機能を活かしてスポーツをする喜びを感じ心身共に健康にスポーツを取り組んでみたり、すべての人がスポーツをする、観る、支えるということを推進していく社会を創造し、進めていこうという意義の大きいプロジェクトです。参加させて頂き、職員も運動療育のことや子どもたちの心の育ちについて改めて学ぶ事が出来ました。
こちらは、座ったままでバレーボールをしています。
Q:階段の昇降やジャンプの苦手さについて
A:どこが弱い(筋力?高低の認知?片足バランスが苦手?)のかみつつ、大股歩きや跨ぐ動作を入れてあげ、片足で保持する力を育ててあげるといい。
Q:大繩を取り組むとき横を向いてしまうのでどうアプローチしたらいいのか
A:お子様の成長段階によって指導者が望む最善とは開きが生まれる。今の段階ではそれがその子の最善であると捉えるとよい。お子様が縄を跳ぶことに余裕や自信がついてきたら、次のステップに上げる練習をしてあげるのがよい。
飛んでいる間に動いてしまう子はバランス能力によるものなので、バランスを鍛え
てあげる。















