現在、外来では予約が取りづらくご迷惑をお掛けしております。限界点を越えてしまい、毎日 電話での対応もままならい状況です。
外来をやっておりますと、大人と子どもで分かれています。 大人の場合は「発熱」「咽頭痛」「全身倦怠感」などがあれば、かなりの確率で新型コロナが陽性に出ます。ワクチンをしている方は症状が軽い様です。 そして子どもの場合には「夏かぜ」がメインで流行しています。夏かぜと言っても種類は様々で「RSウィルス」、赤ちゃん（生後数か月）が罹るとゼイセイしますが1歳以降ではカゼ症状で軽くすみます。「ヒトメタニューモウィルス」、これも小さいお子さんが罹るとゼイセイいたします。「アデノウィルス」はプール熱と言われますが、最近は少し減ってきました。逆に増えてきたのが、手足口病（ヘルパンギーナ）、コクサッキーウイルスによって高熱が続き喉が痛くなります。いずれにしても現段階では、「コロナ」か「夏かぜ」かを鑑別してあげれば良く、夏かぜであれば、じきに熱も下がって良くなってきます。抗生剤も要りません。 幸いな事にインフルエンザが思ったよりも広がって来ないので助かっています。
