こども元気!でも 発熱の患者さまを診ています。 まず知っていていただきたいのが、よく報道されている「こどものコロナの患者が増えた」という話題。 確かに数が増えましたが、これは家族の中で一人 陽性者が出ると、デルタ株の感染力が強いために、複数の家族内発生が出てしまうからです。 それがデータに反映しているのだと思います。 多くは大人や、学生さんの塾や部活、バイト先などから家庭内に持ち込まれて、一緒に住んでいる幼いこどもたちも陽性になるケースが多いと感じています。 こどもたちは今のところ罹っても症状は軽いようです。 保育園などのクラスターでも、大人のスタッフが罹ってしまい、数人のお子さんにうつすケースがほとんどで、今のところ、隣のクラスでも流行~学年を越えての流行~などはほとんどありません。 保育園では普通に熱が出る夏かぜが主流になります。

こども元気!でも 3段階に分けて診療を行っております。 ① 熱もなく、咳や鼻水 怪我、湿疹などの人 ② 熱が出てカゼと思われるお子さん 。それでも待合室は分けさせていただいております。 そして③ 大人の発熱、または家族や保育園などでコロナ陽性が出た患者さま。 これは診察時間帯や入口も分けて、個室(専用の部屋)で待機していただいてから、防御服来た我々が入って、その部屋の中で診させていただいておいます。 一般の診療の患者様とは接することがないよう配慮しています。 お薬なども薬剤師が運んだり、別の待機場所をご用意しています。 ④ すでにコロナ陽性の患者さんが自宅療養中にクスリが無くなったり、症状が悪化した場合。 これは電話再診や、もしくは駐車場まで来ていただいて、車の中で診察をして、必要なら処方をしています。 すでに私たちには 「コロナ関連の方を診ない」 という選択肢が無くなりました。 「あそこはコロナがいるから、行きたくない~」 と言われてしまうは仕方がないでしょうが、じゃあ、「発熱の患者は診たくないので来ないでね」 とは言えません。 もう、誰かがやらないといけない状況です。 もちろん自分たちも診察の度に防御服を着て、(ワクチン接種もしましたが) 今でも毎日 「自分が罹らないか? 罹ったら50歳台だし悪化もあり得る。 そうなるとクリニックも閉めないといけなないし・・」 いう不安や心配をいつも抱えています。 でも医者や看護師って使命感で動かないといけないこともありますね。 今がそういう時なんだと思ってやっています。

追)発熱などで新型コロナが疑わしい場合には、必ず事前に受付までご連絡ください。お願いいたします。診察時間や待機場所などをお伝えしてします。