昨晩、久し振りに学生時代の先輩と呑みました。
その中の一人はお寺の住職。
昔からよく説法を聞かせてもらいましたが、10年ぶりに再会し昨日も久し振りに説教をいただきました。
「因果応報」という言葉は良く耳にしますが、改めて説くと・・・・
因果とは、
字の如く「原因」と「結果」
果実が実るにはそれなりの理由がある
種だけでは芽は出ない
そこに土と、水と、お日さまが必要であり、どれが欠けてもいけない
土が悪いと芽が出ない、水をやらないと芽は育たない
芽が出なければ土を変えてみる、芽が育たないと水をやってみる
など、果実が実を結ぶにはそれなりの要因があるということ
応報とは、
自分の善悪の行いに対し
それらは全て自分に返ってくるということ
良いことをすれば、良いことが身のまわりに起こり、
悪いことをすれば、悪いことが身のまわりに起こる
自分の行動は全て、応えてくれるし、報われる
因果とも同じ様な意味が込められています
これに加え、最後は縁起!
「因果縁起」という言葉もあるそうです。
縁起がいいとか悪いとか良く言いますが、これは間違った使い方
縁起とはもともと、自分が行動を起こし、縁を作っていくという意味
いいご縁を作ろうと思い行動を起こすと、いい方との出会いがあり、それに伴いいいことが起こる
悪いことを考えて行動を起こすと、悪い方と出会ってしまい、悪いことばかり起きてしまう
だからいいご縁を作れるような行動を起こしていきましょう
因果、応報、縁起・・・これらの言葉は全て繋がりますね。
今改めて住職の先輩からこのような説教をいただいたのはきっと何か意味があるのでしょう(因)
そして数日後、何らかの答えが見つかるはず(果)
その為にも心清らかに行動を起こし(縁起)
何が起こるのか楽しみに待ってみることとしよう(応報)
人事を尽くして天命を待つ
お天道様はいつも見てくれています