【回文】世の中ね、顔かお金かなのよ。 | 大衆演劇西高東低ブログ☆川崎大島劇場真夏の夜の夢★

【回文】世の中ね、顔かお金かなのよ。

「世の中、顔とお金」と単純化してますけど、ぶっちゃけ、真理だったりしますよね。


あまりにもシンプルで、身も蓋もない話なので、誰も言わないけど、誰もが思っていることです。


大衆演劇あるある。「世の中お金」


そして、大衆演劇花形あたりが思っていそうなこと。「顔とお金かな」的な。


そんなにお金がもらえないので、御祝儀も実力よりも顔なのかな、と思いがちですね。


座長ともなると、「世の中お金」ときっぱり言いそうですけどね。お金がチカラですから。御祝儀の額が劇団力であり、実力になります。お金がないことには何もできません。


彼は芸能界に入って、大河ドラマ出演でぷちブレイクするとギャラが跳ね上がり、生活が一変したと思います。岐阜の美濃加茂市という田舎町出身の少年一家を狂わせるほどのお金が入ってきたんでしょうね。


デブタレントとしてそこそこ有名な内山信二が子役時代にアイスクリームをぺろっと舐めるだけで一万円貰えたと言ってました。ピンサロもビックリですよ。アイス舐めるだけで一万円もらえるわけですから。


若山一家は父親は自営業、母親は共稼ぎ、姉は岐阜で地下アイドルやってたそうです。


母親は仕事を辞めて姉と若山きらとを連れて3人で上京したそうです。東京のテレビの仕事が増えたからですね。名古屋あたりなら通えただろうけど、毎週のように東京に行くくらいならと父親置いて引っ越したとか。これが誤算でしたね。


テレビや映画の場合、仕事があるうちが花の世界、呼ばれなくなったら終わりなんです。


このまま、神木隆之介や安達祐実みたいに行けるんじゃないかと思い込んだのがまずかったかも知れません。


芦田愛菜みたいに売れなくなった時のことも考えて、勉強させて慶應あたりに入れておけば良かったんですけど、そもそも勉強ができなかったので潰しが効かなかったんじゃないでしょうか。


斎藤兄弟という双子がいるんですけど、彼らは俳優としてプチブレイクしたのち、現在では解体屋のバイトをしつつYouTubeを細々とやってますね。


二十歳半ばくらいまで芸能界の仕事が続けばそれなりに成熟したかも知れないけども、切られるのが若干早かったような気がします。コロナ禍でエンタメがストップしたという不運が重なったのかも知れません。就任した美濃加茂市のアンバサダーとしての仕事もほぼなかったみたいですし。


大衆演劇に来れば良かったんですけどね。まさに、金と顔の世界ですし、コロナ禍でも仕事はありましたし。


某劇団はコロナに座員が感染していたのに関わらず、公演をストップしなかったらしいですから。どこの劇団なのかは定かではないですけど。


ビジュアル的には大衆演劇の花形、若座長になれそうなポテンシャルしてますよね。


花形の段階では演技力とかはあまり関係ないですから。顔がそれなりに良ければ花も付きますし。


まあ、大河ドラマまで出演した子役が大衆演劇みたいな侘しい世界には来ないと思いますけどね。


逆に大衆演劇から商業演劇の世界にドロンしちゃうひとはちらほらいますけど。1番の成功者は梅沢富美男ですよね。早乙女太一もまあまあ成功したのかな。若葉竜也は消えましたね。どこで何をしてるんでしょうか?


結果論ですけど、上京したのは時期早々で、ジモティーとサッカー部で汗を流していればこんなことにはならなかったんじゃないですか?身の丈で生きるのが一番なんですよ。芸能界って下駄を履かせてもらえますから。身の丈以上に持ち上げられて自分を見失いがちになりそうです。


ブリトニースピアーズとかヤバかったですからね。かつてのアメリカのトップアイドルですけど。パパラッチに追い回されたり、メンタル崩して奇行に走ったり、バリカンで坊主にしたり、ギャラの大半も父親に握られていて自由なんてなかったみたいです。最近見かけないですけど。


身の丈以上にヨイショされる典型がジャニーズタレントです。ジャニーズというブランドで本人の実力以上の舞台が用意されるじゃないですか。その見返りとしてペロペロとかいろいろあったにせよ。


やめジャニーズが微妙だったりするのは、事務所の圧力もあったのかも知れませんが、ジャニーズという大きな後ろ盾を失えば今まで通りに仕事なんてもらえなくなると思います。


手越祐也とか最近全然見かけないですよね。赤西仁とか。田中聖はまあ、アレですけど。ギリギリで生きてるつもりだったのが、やり過ぎちゃったみたいですからね。オーショーみたいな。


大衆演劇の花形とか若座長も下駄を履かせてもらってるだけですから。座長になって初めて一人前の世界ですからね。


まあ、座長の肩書きが付いても、ひとり座長でない限りは本質的には何も変わらないような気がしますけど。若干、ギャラの配分は増えるんでしょうか?若座長から座長になっていくら増えたのかは知りたいですね。


大衆演劇はお金ですから。御祝儀が人気のバロメーターで、御祝儀の金額が劇団の実力ですから。いくら上手くても、御祝儀がもらえないと話にならないですからね。


中堅劇団が好きな人は純粋に大衆演劇を観たい人なのかも知れません。滅多に御祝儀がもらえなくても毎日奮闘してるわけですから。


御祝儀がたんまり貰えるとただの御祝儀回収だけの舞踊タイムとかになりがちですからね。芝居のレパートリーも贔屓の好みに合わせたりして、守りに入ったりしそうですし。毎回同じような芝居ばかりになりそうです。下手すると芝居はほぼアドリブだったり。


まあ、どこかに支援者がいない限りは劇団は維持できないと思うので、パトロンなり副業なりあるとは思いますけどね。それでも成り立たない場合は役者を廃業するしかなかったりします。厳しいですね。


大衆演劇におけるドロンがなぜ裏切り者のように扱われるのか。ギリギリで公演してるからだと思います。円満退社が少ない業界ですし。少し休んだり、辞めたりするだけでいろいろ噂を立てられがちなんですよ。


そういえば、笑窪ってなんで美山をやめたんでしょうか?オーショーよりも気になります。たかしがいっぱいいっぱいだったんでしょうか?


あと、役者は顔だというけれど、別に顔ばかりではないですからね。顔がイマイチでも他でカバーできると思いますし。まあ、顔が良ければ下駄を履けるのは事実ですけど。いつまでも補助輪つけたままチャリを漕いでいてもスピード出せないですし。役者として突き抜けないとフェイドアウトしちゃいますよね。


ドロンなんて甘えなんです。現実世界ではドロップアウトしようと気にも止められないですし、捜さないですから。


狭い世界の内輪で騒がれてるだけですからね。逆説的になりますけど、守られているんですよ。例えどんなにブラックな世界だとしても。


若山きらとは娑婆にいつ出て来れるんでしょうか。20年以上出て来れないかも知れませんね。流石に40過ぎてからだと、大衆演劇でも無理でしょうし。


大衆演劇の世界には前科持ちもチラホラいるので、そこら辺はまあ、大丈夫なんですけどね。小指がない座長とかもちらほらいたそうですし。


今はそれなりにクリーンになったはずの大衆演劇ですけど、昔はそこまでキラキラした世界ではなかったですし。