今年は新たなる趣味になった水泳と食生活の見直しにより、結果として体重がかなり落ちました。もちろん健康診断の数値も大幅改善ですｗ。
そんな中、先日今シーズン着用したい物のサイズ感を確認していたところ、ロロピアーナの超大物級ウェアであるエルクレザーブルゾンのサイジングがかなり大きく感じました。
通常のニット・ジャケット・パンツでしたら気軽にお直しに出せるのですが、レザーとなると色々と悩んでしまします・・・。
例えば、糸の太さやミシンの縫いのピッチが同じになるのかどうかですね。そんな悩みを抱えつつ、先日いつもお世話になっているロロピアーナの路面店に行って話を聞きつつ、フィッティングをお願いしました。
相談の結果、レザーを大きめに着るのは野暮ったく見えることですし、そもそもこのエルクレザー自体が存在感あるウェアなのでジャストサイズが良いということでお直しをお願いしています。懸念していた縫製ですがロロピアーナ専属の工房にて極力同じ仕様で復元していただけるそうで、安心しているところです。また今回のウェアは糸が革と同色なのも救いですね。もし糸の色がベージュなどの目立つ色味でしたら、悩みどころですね・・・。
ちなみに今回お直し依頼したのは、身幅・肩幅・袖丈（肩から）・袖幅（二の腕付近）のほぼフルコースです。見積もりとしては大体6万円前後とのことです。裏地がカシミヤ１００％のライニングであることを考えれば結構リーズナブルであると思いました。しかも納期についてはうれしいことに2週間ということです。サルトなどの人気店では様々なブランドが集中し、納期は1～2か月はかかりますからね。これもロロピアーナが専属工房を抱えることによる魅力ですね。
巷では様々な洋服のサイジングの流行がオーバーサイズだそうですが、洋服をきれいに着こなす基本と長く愛せるのはジャストサイズであると思います。特にレザーウェアについてはジャストサイズでないと非常にみっともないと思います。これは価格の高低によらずです。