10月から11月が旬の私の大好物のししゃもについて。
巷のししゃもの9割は偽物です。これらはからふとししゃもまたはカペリンと呼ばれる別物なのです。実際食べても身が薄くて臭みもあるので正直食べたくないです。見ればすぐにそれと分かりますよ。本物のししゃもは北海道の襟裳岬付近で水揚げされるここでしか生息していない固有種なのです。これが本当のししゃもです。
身が厚く上品な香りと味が特徴です。見た目もアユのように黄金色に光っています。ししゃもは雄と雌がわけられて売られていますが、身の食感と味を堪能するのであれば雄の特大サイズに限りますね!ししゃもはサイズによって5種類程度にランク付けされています。やはり狙うのは最上級ランクの特大サイズです。
またししゃもは焼き方が重要です。たいていの商品は一夜干しになっているので軽く焼くだけでOKです。焼き方はフライパンの上にクッキングシートを敷き、ししゃもを並べて弱火で焼き、裏返すのは1回だけにした方が身が崩れずに良いですよ。裏返すタイミングはクッキングシートにししゃもの油が出てきたタイミングです。ちなみにアルミホイルは厳禁です。身が貼りつき、崩れますから・・・。
頭から尻尾まで食べられる極上のししゃもは本当におすすめです。