メルセデスNEW Aクラス | 僕のこだわりブログ

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競争激化の欧州Cセグメントに投入されたメルセデスベンツのAクラスですが、前から気になっていたこともあり、昨日試乗してきました。場所は都内のヤナセ資本でない店舗です。

今回試乗したのはA180です。A250はありませんでした。

①デザイン:フロントマスクは、近年のSL・Cクラスと同等のモノで一目でメルセデスと判るデザインで非常に好感が持てます。以前のAクラスのデザインが???でしたのでものすごいかじ取りをしたものですね~。ただしリアのデザインはもう少し頑張ってほしいと思いました。若干商用車っぽいデザインです。BMWの1シリーズも同様の意見があります。

②パワートレーン:A180は4気筒1.6L直噴ターボですのでVWゴルフでいえば通常のラインとの比較になります。エンジン自体の振動や音のレベルは現行のゴルフⅥと同等か少し良いレベルでした。アイドルの音は同等です。このA180は7速のDCTですがVWとは全然違うセッティングでした。端的に言いますと滑らかさ重視のセッティングということでVWのDSGと違い踏み込んだ時の怒涛のシフトチェンジ感は薄いです。このあたりはメルセデスベンツらしさ満点ですね。私は多少のギクシャク感はあってもVWのDSGですね。運転していて楽しいから。しかし大排気量のAMGのAクラスが出たら乗ってみたいです。

③内装:今までの年配の方向けの内装が大幅に改善されました。というより完全に若者向けのデザインですね。目に飛び込むのはカーボン調の樹脂パネルと十字型のエアコン吹き出し口です。しかし材質の関係で年数を重ねた場合、インパネのキシミ音は大きくなりそうな予感がします。個人的にはアウディの内装がシンプルで洗練されており飽きがこないように思います。最後にここはNGというところがあります。エアコンの操作スイッチが奥まっており操作性が最悪なところです。

④走り:車重とセッティングの違いもありますがゴルフよりもおとなしい走りです。自分にはフロントの重さを感じました。同じFFでも各社で大きな違いを感じられます。もし走りを重視されるならA250でしょうね~。恐らく。しかしDCTの滑らかさにより都内の渋滞路でもストレスを感じません。良いところはそこくらいです。

⑤剛性:ここはさすがにVWよりも上でした。乗り込んだ時の塊感が違います。速度を上げた際に感じるドイツ車独特のしなり感がVWとは異なります。VWはボディ全体でしならせる感じがありますが、メルセデスはキャビンは全くしならずその他の部分でしならせて路面に張り付く印象でした。さすがです!

結論としては・・・
A250に乗っていないので何とも言えませんが、A180を買うなら次に出るゴルフⅦと比較すべきですね。もちろんメルセデスでなきゃ駄目だという人には参考になりませんけど。しかしA250はオプションを含めると400万半ば~後半になることから私ならゴルフRやシロッコRを購入するか、その他の大排気量車の認定中古を買います。

しかしCセグメントに各社本気で攻めてくることは消費者にとってはうれしいことです。日本車にも頑張って欲しいが、現状はかなり厳しいですよね。デザイン・スペックなど総合力で完全に劣っている・・・。