こんにちは。
kodamaです。
・・昨日の続きより。
何かにつまずいたときや、何かうまくいかなかったとき、すごく怒られた時などに必要なことは、
『とにかく、誰かに受け止めてもらえること。』 なんだそうです。
しかも、それができるのは、若い人ではなく、
40代、50代くらいのパートのおばちゃんなんだそうです。
ずっとベンチャーでやってきた私には、全くそういう発想というかそういう存在すら考えたこともなかったので、すごい衝撃でした。。
若くてエネルギッシュな人は、『しっかり受け止める』というより、
思わず、『そんなことでいちいち悩まなくていいんじゃない?』とか『もっと頑張れ!』といったような言葉になってしまいがちで、
つい突き放すような言葉になってしまう。自分自身もいろんな格闘があったり、まだまだ本人も模索中だったりするから、誰かの悩みまで温かく受け止めてあげられるくらいの大きさがなかなか難しいらしいのです。
そういう『会社のお母さん』的な存在というのが、社員のいい意味での『逃げ場』となり、温かく受け入れて、そしてまた元気に送り出すことで、会社の緩衝材のような役目を果たしているらしいのです。
『じゃあ、そのおばちゃんが普段はどんな仕事をしているのか?』といわれると、
正直、そんなにすごいことはやってないと思います。
でも、その人の存在のおかげで、他の人たちがのびのびと安心して働ける、仕事に集中できる、というそういう環境ができるのだと思います。
私は、人材の流出とかって、とにかく『会社の方向性』であったり『リーダーの素質・素養』であったり、そういうところが大事なのだと思っていましたが、私の全くなかった視点を、昨日の勉強会でお話させていただいたいろんな社長さんに教えていただきました。
本当に目からうろこでした。
そうですよね。
どんなに能力のある人、精神力の強い人であっても、やっぱり『人』ですもんね。
『安心感』って、どんな人にとっても大事ですよね。
だから単純に仕事ができるかどうか、能力の高い低い、だけで単純に割り切れるものではないのですね。
会社組織もクルマと同じで、ある程度“遊び”の部分がないとおかしくなってしまうのですね。
本当にいい勉強になりました!!
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