暮らしを楽しむ薬膳師

東洋美(ひがしひろみ)ですピンク薔薇

 

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身体にこもった熱や溜まった老廃物を流す
《重ね煮ひじきのおむすび》
レシピ、薬膳効果を
ご紹介します。

 

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花粉症ケアの薬膳ごはんは
体質がより良くなるように
症状がより弱くなるなるように
日頃から腸内環境を整えること
そのときの症状をゆるめること
この両輪をめざして
今回は熱がこもりがちな方にオススメ
《重ね煮ひじきのおむすび》
ご紹介していきます。


(前回の投稿は身体が冷えがちな方にオススメの《白菜と鶏肉の重ね煮スープ》も
ぜひご参考に)




【材料(18センチ鍋一杯分)】

にんじん 100g(1本)
玉ねぎ 100g(1こ)
油揚げ 1枚
えのきだけ 1パック
ひじき 120g
(乾物から水で戻す場合15g程度)
醤油 大さじ1〜2
炊いたごはん 2合

【作り方】 

1ひじきは水で戻し、湧いた湯で4〜5分煮て茹でこぼす。えのきは2センチ幅でカット、油揚げは湯を回しかけて油抜きし、
2センチ幅でカット。
玉ねぎはまわし切り、にんじんは千切りにする。

2無水調理ができる鍋底に塩をふり、
ひじき、えのき、油あげ、たまねぎ、にんじんの順に食材を重ねる。

3蓋をし弱火で蒸し煮する。にんじんの良い香りがしたら混ぜ返し、醤油で味を整える。

4炊いたごはんに3を150g程度入れ、
混ぜ合わせ、おむすびにする。
【食材の薬膳効果】
ひじき・・血を補い、髪を豊かにし、心を養う。熱を冷まして腫れを抑える。
にんじん・・胃腸を丈夫にし、消化を助ける。血を補い、目を明るくする。身体の陰を養う。
玉ねぎ・・胃を整え、気血のめぐりを良くする。胃のトラ
ブル(不快感、吐き気、ゲップ、痰、咳)を鎮める。
えのき・・毒素を排出し、痰の切れを良くする。
身体の余分な湿気をとり、便通を整える。




ひじき煮を重ね煮で作ることで
だしなし・油なし・醤油のみの味付けで
シンプルにクセのない味になりました。
ひじき煮はごはんや青菜、
ハンバーグのタネに混ぜるなど
いつもの献立にプラスしやすい一品です。
ひじきは先に茹でこぼすことで
ヒ素を90%以上流すことができるそうです。
安心して日常的に
召し上がっていただけますように。

 


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