​息子(中高一貫校に通学する、高1)とその母の、家庭学習記録です。
学校と同じスピードなので、公立より1年ほど先取りしています。

 
◎小5の秋

理科と算数の『解説ノート』の作成を始めた。

『解説ノート』とは、前日の授業のテキストを私が見て、この問題はわからなかっただろうな、という目星をつけて、イラスト付きで詳細に書いた説明のノートである。
学校に行ってる間に作成し、帰宅後の復習に使えるようにしておく。

授業のあった翌日に、塾の復習をする際は、
◯解説ノートを読んで理解する
◯ノートを閉じて解く、または、私に『娘が説明する』
本人に読ませて理解させて、理解できたことを口頭で説明させる。
理解できないと私に説明できないので、また解説ノートに戻る。

なぜこんな面倒なことを始めたのか。
私がいくら説明しても、聞き流しているとわかったからだ。
自分で考えないと定着する訳がない。
 この方法では絶対に聞き流せず、頭を使うしかない。
自分で説明することで、アウトプットがスムーズになるという利点もあった。
これまで宿題をこなすことばかりに囚われ過ぎていた。

初めて日能研の模試を受けたのは、小5の10月の終わり頃だ。
算数の偏差値は53だったと思う。
初めての模試は低く出るというし、日能研なら、なんとかやっていけそうだとホッとした。
 
◎新小6になる前の小5の1月
コロナ禍のため、娘の希望で学校は在宅、塾はWEB授業を受けた。

午前中から学校の授業はzoomで片手間にやり過ごし(ごめんなさい)、塾の問題は動画を見たり自分で解いたり、できないものは私が教えて解いたりで、午後はのんびりと小学校の図工の宿題などをして過ごした。

この時期、娘は驚くほど算数が伸びた。
家で受けたグノの育成テスト的な模試も、算数は初めて8割以上の得点で、この時期学んだことは理解して定着したことがわかった。
 
このことから、娘は

◎午前中の疲れていない状態での学び
◎マンツーマン(その場ですぐ、わからないところを教えてもらう)
◎休憩を2,3時間とってリフレッシュできる(これくらい休むと、また勉強できるモードに戻った)

と、算数でも理解と定着が可能であるとわかった。
また通塾が始まると、案の定、みるみる理解できなくなっていった。

しっかり休み時間をまとめてとって、かつ、たくさん寝ないと、頭が疲れてまるでダメな子だとわかった。
そんなお子さん、他にもいるんじゃないかと思う。
急がば回れとはこのことだ。

◯睡眠時間を長くとる(10時までには就寝)
◯学校から帰ってからの休憩を1時間以上
◯通塾時間がとれないので、WEB授業
◯土曜日の演習クラスだけ出席
 
こんな工夫をしてみたが、新小6になるとグノーブルのレベルはさらに上がり、算数のテストの偏差値も40を切り、もう完全についていけないことから、娘はグノーブルをやめる決心をした。