​息子(中高一貫校に通学する、高1)とその母の、家庭学習記録です。
学校と同じスピードなので、公立より1年ほど先取りしています。

◎受験期
塾長のカツ!がきいて、最後まで全く息切れすることなく受験勉強を続けられた。
それは、息子の能力が高いのではなく、単に今まで勉強してこなかったので、力が残っていたのだと思う。
最初に詰め込みすぎるとどうしたって息切れするのだ。
息子の友人でも何人か、地頭は良いのに、息切れで失速していく子がいた。
全く根拠はないのだが、男子は余力を残すようにし、女子は失速したとしてもリカバリできるように最初に詰め込む方が、結果が良いような気がする。
 
それからもう一点、彼は夏休み中に将来なりたいものができた。
そのためには学歴が必要であった。
やっと、「なぜ中学受験をするのか」の答えが出た。
中学受験の目標ができて、ようやく受験が『自分ごと』になった。
目標がないままの努力は難しい。
大人だってそれではベストを尽くせない。子どもならなおのことだ。

息子は第一志望を何度も受けたが、合格できなかった。
すごくがっかりし、落ち込んでいた。
半年がんばったくらいで合格しては、人生全般を舐めてしまうだろう。
コツコツ努力する人には敵わないということだ。


息子の受験が終わり、私は涙ぐんだ。
まだ楽な方(息子)でも大変だったのに、この後、娘も受験するのだ。
これ以上に大変な日々が、あと3年も続く思うと憂鬱でしかたなかったゲッソリ
『考えること』が嫌いではない怠け者(息子)は、目的ができ努力すれば伸びていくのは当然だ。
娘はそもそも、考えることが嫌いなのだ。
興味のないことを考えるのが嫌いなのは全人類そうなのだが、シャットダウン度合いがすごいのだ。
そんなに脳みそ温存して、いったいいつ使うんだと思うほどだ。

次回以降はこの娘の話を書こうと思う。
もう少しお付き合いいただけたら幸いだ。