​息子(中高一貫校に通学する、高1)とその母の、家庭学習記録です。
学校と同じスピードなので、公立より1年ほど先取りしています。

 
娘の中学受験の始まりは、小2だ。
最初から最後までずっと、算数に苦しんだ受験だった。
 
◎小2 秋
現在中1の娘は、先日の記事通り、小2の夏休みに九九の特訓をした。
たかが九九にあまりにも手間取ったため、中学受験は諦めた方がよいと考えたが、娘が絶大な信頼をおいていた息子(当時小5)が、中学受験をする予定だったので、私もやる!と、やる気満々だった。
なので、この時点では、2パターンの計画を並行して進めることにした。
 
①公立中学進学プラン
高校受験コース。
娘は運動神経が良く絵も上手で、ピアノを習っていたため学校の音楽程度ならこなせる。
内申点には困らない。
英語は、聞き取りや会話はまあまあ得意であったが、writingやreadingはできなかったので、当時通っていた私立の英語の学童保育で、学童からそこでやってる英語の勉強のクラスに切り替えた。
このプランで進めるならば、小5あたりで高校受験向けの塾に入り、無理せずスポーツもピアノも英語も楽しく続けられる。
 
②私立中学進学プラン
今では小1からの入塾も珍しくはないが、その頃はまだ小3の3学期に新4年生としての入塾が一般的だった。
何もかもゆっくりの娘は、一足先に塾に慣れた方がよいのではと、小3の9月に入塾する予定とした。
その準備のために小2の時から四谷大塚の通信教育を始めた。
リトルくらぶで準備をしなければ、グノーブルの入塾テストをクリアできなかったに違いない。
期間は1年を見込んで、この時期からのスタートだった。
 
1年弱ほど両方のプランを並行してみた結果、英語はまずreadingからかなり上達し徐々にwritingも上達していった。
国語も要約も記述もスマートで、どのような問題でも要点を掴んでいて感心するほどだが、算数の理解がとても悪く遅く、中学受験は無理だと判断して止めることを勧めた。
算数だって無理せずとも、いずれすんなり理解できる日が来る。
プラン①なら成功させる自信がある、本人の成長を待つべきではと考えた。
 
しかし、夫は娘の中学受験を強力に勧めた。
苦手をそのままにしたら、自分のようにずっと算数が苦手になると言うのだ。
普通の子の方が、私立の教育が必要だと主張する。
算数の能力的に難しいとしか思えず、どうにも受け入れ難いと思ったが、娘は夫にとてもよく似ている。
その夫がこうまで言うなら、その方が正しいのではないか?本人も希望しているし、私だけが反対しているのも押し付けなのではないか。
 
こうして娘は中学受験をすることになり、小3の夏前に入塾試験を受けた。