私の記録
車のリコールで2020年10月15日に車屋さんに向かった。
最初、車のメーカーから出雲の方が直線距離で近いですよ?と言われたけど
旦那は、出雲ではない場所にリコール修理をお願いした。
二、三時間で終わると電話で言われていたので、
その日に終わると二人で思っていた。
そしたら明日になるといわれ、台車を渡された。
その帰り、ちょっとイラッとしながら運転していた旦那は、信号で急ブレーキをかけた。
家に戻り、
夜いつも使っているタンブラーがなくて、台車の中を探したけどみつからなかった。自分達の車に忘れたのかなー
なんて話していた。
次の日は、朝ガレージでご飯を二人で食べていたら、
全身真っ黒な服装の若い男の子が歩いているのを見た。
こんな山あいを歩いている若者なんてとても珍しいなーと思っていたら、
その男の子が引き返してして、
私達に話しかけてきた。
「アトリエ空いてますか?」って。
うちの家はバス停まで歩きで50分。
彼はその道を歩いてきたという事で、少し待ってもらって
アトリエで石をみていた。
旦那とゆっくりお話して、12時30分ごろに彼はまた、歩いて帰っていった。
そして、彼が帰ってから台車を返しにまた車屋さんに。
最初、旦那は一人でいくと言っていたが、私は、どうしても着いて行きたくて、
2人で向かった。
家の近くのドラゴンロードを通っている時に、私は旦那に言った。
「今日猫ちゃんにでも出会えたらいいのになー」って。
そして台車を返し、自分達の車で数分運転している時、
「あれ?!やっぱりタンブラーがないね。台車にやっぱり忘れたのかなー」という事で、
また車屋さんに戻って、台車を調べたら、えっこんなところにあったの?!
っていうところからタンブラーが出てきて
家に帰った。
おそらく昨日の急ブレーキの時に吹っ飛んだようです・・
帰り道、ドラゴンロードで白い動物がトラックの通る道をウロウロしていた。
なんだ?!ここは、狐かうさぎか、イタチかイノシシなどの野生動物くらいしか見ない場所。
近くは、木材や廃棄物処理場で大型のトラックばかりが走る道。
通り過ぎたら猫だった。
旦那に、引き返して!!!!
とお願いして車を止められる場所に止めて
私は、その猫に近づいた。
猫は、怯えて威嚇してきた。
少し逃げて、私をみた。
「大丈夫だから!おいで」って言ったら私に近づいてきた。
撫でてあげたらとても人なつこい子。抱っこして車に連れて行こうとした。
が、大型トラックにびっくりして、逃げた。
溝に隠れていた。
そんなに運動神経が良くなさそうで、どうやってこの子は、この場所で餌をとる事ができるんだろうか?と思い、もう一度近寄った。
お腹を触って抱っこして車に乗せた。
車の中では、楽しそうで私の膝に乗っていた。
近くの会社や、少し行ったところの家を回って飼い主を探した。
猫ちゃんは、おそらくペルシャ猫。
みんなびっくりする。何故あの場所にこんな猫がいたのかと。
近所を回ってもあそこに飼い猫がいるわけがない!
捨てられたんだってみんなから言われた。
とりあえず警察に届けを出して、家に連れて帰った。
猫ちゃんからは、柔軟剤の香りと首輪をしていた跡がみられた。
車の中では、楽しそうだったのに、家に入って、すぐダッシュしてどこかに隠れて
しばらく2人で探していた。
それから三日、猫ちゃんは、飲まず、食わず、おしっこもうんこもせず、家の隅に隠れていた。
トイレは、用意していた。ご飯も何を食べていたか分からないから何種類か買ってみた。
三日目の夜23時ごろ、旦那が猫ちゃんを触る事に成功し、
そこからご飯を食べてくれた。
私の枕の隣に猫ちゃん用のお布団を用意した。
おいでっていうとそこに来て、私の左手をお腹に当てながら眠りについた。
おかげでその日は寝返りがうてなかった。笑
しかし朝、自分の肌がツヤツヤになっている事に気がついた。
次の日からは、もう家の隅に隠れる事もなく、私達の側から離れなかった。
どこに行くにも付いてくる。
私は、初めて抱っこした時に、胸が垂れているように感じたので、6〜7歳くらいの女の子かなー?!
って思っていた。
一緒に寝た二日目の日。
夢をみた。夢の中でもこの可愛い猫ちゃんと一緒に遊んでいた。
そしたらどんどん猫ちゃんが人間の男の子に変わっていって、僕男の子だよって言われた夢だった。
不思議な夢だった。
お風呂も入れたら全然嫌がらない。でもドライヤーがダメで、身体は拭くことは出来たけどお腹の毛を乾かす事が出来ない。
そしたら、私の左の手のひらに乗っかって
お腹の冷たい毛を私の手で温めていた。
温まったら少しずつ移動してお腹の毛は数時間かけて乾かした。
グルーミングが大好きで、ブラシを見せると喜んで身体を当ててくる。
数日して、家の中の落ち着くポイントを見つけてから、外に出たがった。
私達も外にいる事が多いから
同じ場所に居たいんだろうと思って
外に出した。
一緒に家の周りを探検した。
落ち着いたら自分で家の中に入っていく。
そして車が来ない時は、もっと遠くに行きたがった。
私の隣をちょこちょこ歩いて、近くの広場まで歩く。
帰りは、家の玄関まで走り競争。
なんだか、猫といるより子供と遊んでいるような毎日。
歯がなくて、硬いものが噛めないので、食事も猫ちゃん用に塩分がないもので作った。
毎日しっかり食べてくれている。
ある日旦那が作った食事の塩分が多かったようで、猫ちゃんが食後ぐったりしていた。
猫ちゃんは、自分のお腹に私の手を当てさせたので、旦那と2人でお手当し、その後お水を飲ませたら元気になった。
次の日は、下痢をしてしまって毛長ちゃんなので、
毛に沢山付いていて、30分以上かけて拭いていた。
猫の食事をもっと調べながら作るように工夫した。
人間の子供の離乳食作りや、オムツ替えのようなものだなーなんて思った。
朝はお腹が空くと赤ちゃんのような泣き声で鳴くので、睡眠不足になった。
最初は、深夜2時ごろに起こされていた
。
でも猫ちゃんの夜ご飯を遅めの時間にも分けてあげて、最近は、4時か5時ごろに泣くようになった。
まだ私の身体が布団から出れない時は、よしよしをずっとして。
私達の言葉も全部理解している感じ。
ほんとに可愛い子。
家に来て二週間が過ぎた。
猫ちゃんも慣れてきて、穏やかに過ごしていたのに
一昨日の夜突然具合が悪くなり、
痛そうな声を出していた。
すぐに病院に連れて行きたかったけど、深夜の病院が見つからなかった。
早く朝になって欲しいと思い、朝一番に病院に。
初めての動物病院。
先生に爪を切ってもらって、お尻の周りの毛も剃ってもらい、昨日の夜から出していないおしっこを出してもらった。
何が原因かまだ分からないけど、痛み止めを打ってもらってその日は、終わった。
帰ると痛くないから無理して階段を下りいつものように行動していたが
痛み止めが切れた頃にまた痛み出し、うずくまっていた。
少し元気になって頑張っていつもの私の頭の横で寝ていたが、
朝起きて歩き方がおかしいので
もう一度病院へ。
友人宅からゲージを借りて今日からゲージで生活。
最初は、かなり怒っていた。
でも動かないようにしないと、足の靭帯を損傷している可能性があるからって事で安静にという事でそうしている。
が
1人風呂に入りながら
私が猫だったらどういう方法が良いのか考えていた。
痛み止めが本当に良いのかも悩んでいる。
自分のからだの事なら決める事ができるのに
何故我が子のような猫ちゃんのことになると、自分がして欲しくない事を無理強いしているんだろうと悩んだりもしている。
身体のためが、ストレスになって、改善が遅れるのではないか?
と2人で色々話しあっている。
歩き回ると治りが遅いだろうけど、ストレスはあまりかからない。でも痛みがある。
痛み止めは、痛みと向き合う時間をなくしてしまうし。
とぐるぐるな私の頭。
この二日朝の時間に泣く事もなく、起こされない。
痛み始めてからは、ベットの下に隠れていた。
私は、猫ちゃんが居る生活に憧れて20年。
実家にはいつも猫がいた。
実家を、出てから初めて出会った可愛い子。
この子を、通して病気から学ぶ未来を私は、意図しない。
この子は、必ず改善する。
そしたらまた仲良く散歩に、行こう。
家族で心も体も健康に過ごす未来を、私は意図します。
私自身を整えなくては。
※獣医さんからおそらく5〜6歳くらいの男の子と言われました。
出会いは、必然のように、普段起きない事が沢山起きて、この子に出会いました。