・楽器が持ちにくい(顎当ての高さ、重さ)
・顎で挟みにくい(顎当ての高さや反り具合)
などはないか確認
楽器を構えるとは、バイオリンを顎で挟み、いつでも弓で弦を弾ける状態にしていることを言います。
体験レッスンを受けた方であれば、楽器を持って解放弦を弾くことはできますので、実際に弾いてもらいます🎻
解放弦を弾いた時に
・1弦だけキンキンする、または鼻詰まった感じなどないか
・4弦の音量や音色のバランスはどうか
を確認
そして、
私が演奏しているのを聴いて
・音色の好み
・4弦の音量や音色のバランス
の確認
たまに
・○線だけカーンとうるさい
・○線の音がこもっている
・○線と○線が鼻詰まりの音がする
などと感じる楽器があります。
バイオリンは4弦あるから、その音色や音量にバラつきがないか、気になる点がないか、というのを自分で弾いたり人の演奏を客観的に聴いてチェックして欲しいと思います🤔
また、
顎当ては結構重要なパーツです⚠️
バイオリンは顎当てに顎の左側辺りを当てて鎖骨と顎で挟みます。
顎当ての高さが低いだけなら肩当てでカバーできる場合もありますが、顎当ての反りが平坦だったり、逆に反りがキツかったり顎当ての高さが高過ぎると挟みづらいです😖💦
この顎当てがしっくり来ないと顎で挟みづらいのですが、初心者の方は『自分はバイオリンが挟めない=私にバイオリンは難しい』と諦めてしまいかねません😭
顎当ても取り替えができるものではありますが、できれば購入時に、自分に合ったものを購入する方が楽に持てますし、二度手間にならないですよね👌
先日、楽器購入されるHさんに同行しました😊
Hさんは数日前に体験レッスンを受けてバイオリンを始めると決めたばかり✨
その時も、Hさんには事前に『選定する時にこういうポイントに気を付けてみて下さい。もし、気にいるのがなければ無理に購入する必要はありません。見つかるまではレンタル楽器を使うこともできますから』とお話しておきました。
今回もお店には事前にHさんの予算をお伝えしました。
お店にお邪魔した時には、予算内でバイオリンを3台をご用意下さっていました🎻
今回は
・楽器の音色が明るくカーンと鳴るもの。
・柔らかな音色のもの。
・その中間ぐらいのもの
でした。
どれも4弦の音色や音量のバラつきはなく、持ちにくさもありません👌音色の種類にどれが良くてどれが悪い、ということはありません。
ならば、どの楽器の音色がHさんの好みか?ということにフォーカスしましょう!
Hさんにも3台を何度も解放弦と1指を弾いてもらいました。私も様々なフレーズを3台共に何回も弾いて、Hさんに客観的に聴いてもらいました。
選定しているとHさんの好みがハッキリしてきましたので、Hさん好みではない音色の楽器は下げてもらい、代わりに好みの音色の楽器を2台追加してもらいました。
Hさんと私が何回も弾きながら、気になる1台に絞りました😊
そこでHさん、『この1本に決めて良いかな、と思うけど、もう少し値段出せばもっと突き抜けた良い楽器に出会えるのだろうか』と仰ったので、『この際、この音色の種類でもう少し値段が高いやつを弾き比べてみよう』ということになりお店の方にワンランク上の価格帯の楽器を持ってきてもらいました。
そして、元の楽器と、それより○万高い楽器を弾き比べた結果、『そう変わりはない、むしろ安くても好きな音色がする、元の楽器が良い』という結論に落ちつきました✨
Hさんも、「同じ造りなのに音色が違うのに驚きました」と仰っていました😳✨
気に入った楽器が購入できて、本当に良かったですね!
私にはわからない、と決めつけず、まずは挑戦!
こういう機会でもないと、なかなか数台を一度に比べられることはありません。いくつかを同時に弾いたり、聴いたりするから、違いを見つけられるのです😊
なかなかない機会です。
せっかくですから多いに楽しみましょう!
ピンと来なければ、今回は購入を見合わせても良いのです👌出会いです。
良い出会いがあると良いですね😊