四国四県と淡路島の小型隧道(幕末~昭和末) | 自然、戦跡、ときどき龍馬

四国四県と淡路島の小型隧道(幕末~昭和末)

<人工の滝をくぐるものや傾斜のある煉瓦隧道等>

これまで様々なジャンルの隧道を紹介してきたが、その中でもミニ隧道を紹介したい。尚、当ブログ未公開隧道は二ヶ所。

 

(1)奈路の掘割(高知県南国市)

嘉永2年(1849)、中谷川の水を水田に引くための農業用水の水路隧道として完成された。現在でも農作業期には使用されているようで、内部に崩落があると修復している。

ただ、四つん這いにならないと内部は通れない位故、探訪は水のない農閑期が適している。

隧道は緩やかにカーブしているようで、出口の明かりは見えない。

以前紹介した西条市の二ヶ所の水路隧道の内、現在でも使用されているものより、この隧道ははるかに長く、全長は55.8mに及ぶ。

 

(2)穴門(徳島県勝浦町)

裏に通り抜けられる洞穴のある裏見の滝を有する星谷寺(しょうこくじ)から、弘法大師史跡「仏陀石」へ登る途中にある四角い隧道で、尾根を掘り切った後、石を積んで築造されている。

入口上には「佛石」、出口上には「阿吽」を梵字で刻んでいる。

詳しい資料はないようだが、藩政時代後期に星谷寺の信徒が造ったものと見られる。

この隧道も四つん這いにならないと通れない。尚、たまに仏陀石近くの石積みの橋を穴門と間違う者もいる模様。

 

(3)くぐり滝トンネル(香川県坂出市)

昭和63年に開業した瀬戸大橋記念公園内には、幅50m、落差3mの「くぐり滝」という人工の滝があるが、その中ほどに四角い隧道があり、その名の通り、滝をくぐることができる。信じられない方は滝をぐぐる等してほしい・・・?

トンネルの北側の路面は普通だったと思うが、南寄りは水の中の飛び石になっており、隧道を南に抜けると、池の中を飛び石や石橋で渡るようになっている。

よく児童公園にあるトンネル型遊具とは異なり、このトンネルはまさに「アート」。くぐり滝越しの瀬戸大橋も絵になる。

 

(4)愛宕山の隧道(愛媛県八幡浜市)

愛宕山の尾根の一つの突端付近、庭園の築山のような所を小さな隧道が貫いており、抜け出ると草地の広場がある。そこは旧愛宕山玉照院跡かも知れない。

しかし築山程度の尾根なら、隧道を掘るより堀割って尾根自体、取り除いた方が工費や工期も安く早く済むと思うが、いくつもの神仏を祭る山だけに、その行為は畏れ多かったのかも知れない。

隧道を造った理由は、旧愛宕山玉照院の建設資材搬入のためかも知れない。→詳細記事

 

(5)伊張山堡塁砲台隧道(兵庫県洲本市)

陸軍由良要塞の25ヶ所ある砲台の内、明治27年に竣工(備砲配備完了は明治33年)した伊張山堡塁砲台の施設には、以前紹介した赤煉瓦造りの傾斜のある小さい隧道(恐らく2枚目写真の左側の方)がある。

その記事では、隧道内にデジカメのフラッシュの特性としてのオーブ以外に、霊的オーブも奥に見られる旨説明してしまったが、改めてその写真を拡大して見ると、奥に見えるのはフラッシュの特性オーブが淡く写って、背後の闇に溶け込んでいるだけだった。

この隧道では、入口から出口に向けて下る際撮った写真は全てフラッシュ・オーブが多数写っており、出口から入口に上る際の写真では、一枚もオーブが写ったものはなかった。

もし霊的オーブであれば、出口からの上り時の写真にも写っているはずである。

心霊オタクからのコメント(以前の記事では隧道内に人が見える旨のコメント)は御免こうむりたいので、今回、出口から上る際の写真を添付した。

 

余談だが、フィルムカメラのフラッシュ特性オーブは、真っ白か薄く白い平面的円として写り、細胞核のような半透明で写ることはない。

今後も四国四県や三県シリーズに期待する、という方は下のバナーを是非。

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