天空の林道・上名野川線と猿越山(仁淀川町) | 自然、戦跡、ときどき龍馬

天空の林道・上名野川線と猿越山(仁淀川町)

<天空を体感するなら猿越山へ>

近年、「天空の鳥居・土佐吾川版」で触れた、高知県仁淀川町の中津明神山(1540.6m)の8合目辺りから分岐して県境尾根を走る「林道 上名野川線」が「天空の林道」と呼ばれている。

確かに中津明神山から望見すると、大平原を走っているかのように見える。しかし実際に走ってみると、尾根の天辺を通っているのはごく僅かで、大半が尾根の東下の狭い箇所を走っており、東側の展望しか望めない場合が多い。

また、距離も3キロ少々で、路面の状態がいいのは、県境尾根の縦走路の登山口(標高1390m)がある箇所までの2.2kmのみ。この林道は将来的には、雑誌山下方を走る大規模林道に繋がるであろう。

林道だけなら、期待していたパノラマは得られないが、前述の登山口から20数分で登頂できる猿越山(さるごしやま・1436m)山頂とそこに到る尾根道からは、期待に応える大パノラマが広がっている。

尾根道沿いと山頂にはミツバツツジもあるが、昨日は辛うじてまだある程度咲いていた。

山頂からカラ池へと伸びる県境尾根を望むと、笹原のきれいな尾根道が付いているかのように見える。

ただ、カラ池や西雑誌山、雑誌山、東雑誌山へ登るには大規模林道や水の峠からのコースが楽。猿越山までの尾根道が森林限界を超えたパノラマが広がっていたから、県境尾根も大部分が、同様に大展望が広がっているものと想像できる。

尚、林道 上名野川線の幅員は、前半(ジグザグに下る部分)は中津明神山への道路よりは広いが、後半は中津明神の道路程度で、離合できる場所は限られる。

猿越山の尾根は、笹が膝位の高さまであるため、ロング登山スパッツ(ゲイター)かヤッケズボン等を穿いた方がいい。

 

また、コースと山頂、林道にはブト(ブヨ)が大量に飛んでいるため、山頂等で弁当を食べるのであれば、森林香を焚いた方が良い。以前も説明したように、殺虫剤は効くが、蚊取り器は全く効かない。

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