鳥居のトンネルと謎の隧道(八幡浜市・愛宕山) | 自然、戦跡、ときどき龍馬

鳥居のトンネルと謎の隧道(八幡浜市・愛宕山)

<三方向の鳥居トンネルと謎の広場への隧道>

愛媛県八幡浜市の中心市街地随一の展望を誇る貯水タンクの上が展望台になっている愛宕山(山域名)。この南の尾根側からの登山道は最初、階段になっているが、階段口は二ヶ所あり、それぞれの上り口から、規模は小さいものの伏見稲荷のような朱色の赤い鳥居が連なっており、「鳥居トンネル」と化している。

 

その二方向からの参道が合流して以降も鳥居トンネルは続くが、その先、右手の尾根に小さな隧道が開いている。それを抜け出た先の広場は、もしかすると旧愛宕山玉照院跡かも知れない。

 

二方向からの参道が合流してから、鳥居トンネルは愛宕神社や将八大明神の祠へと続いているが、更に小径は愛宕山の尾根へと通じている。

 

この二つの登山口(上の地図は記事で説明する方)へのアプローチは、八幡浜市民以外にとっては分かり辛いかも知れない。

まず、国道197号の愛宕山トンネル北の大平交差点を西に折れる。そしてすぐ左手に現れる一方通行道路に入る。

 

少し進むと一方通行道より広い道路が左手に分岐するので、これに入る。もしかして介護老人保健施設・西安の看板が建っていたかも知れない(建っていなかったかも)。後はこの道路を道なりに進んで行く。

 

テニスコート手前の十字路もそのまま直進する。そしてこの道路の終点辺りの路肩に駐車する。二ヶ所の鳥居トンネル参道口は近接しているが、時報塔北側の上り口からの方が鳥居の数が多い。

 

2分も登れば、もう一方からの鳥居トンネル道と合流するが、ここは三方向に鳥居トンネルが分かれる箇所(上の写真)。その少々先、右手にいきなり隧道が開いている。背を少しかがめて歩ける程度なので、大きさ的には水路隧道程度。

 

隧道を抜け出た先には草地の広場があるが、明らかにかつて何かの建物があったことが想像される。しかし道路沿いに隧道を掘るのなら分かるが、小径しか通じていない箇所に隧道を掘る必要性があるのだろうか。この尾根にしても数十秒で越えられる。

 

この日、時間があまりなかったから愛宕神社(別の名称だったかも)や将八大明神には寄らず、そのまま上方の尾根を目指した。

辺りが草地のヤブになると、踏み跡もヤブに覆われ、短靴だと気持ち悪いが、ほどなく作業道のような道に出た。この道は尾根上を通っている。

 

再び普通の尾根道になり、樹林の向こうの木の間に巨大な貯水タンクが見え隠れすると、タンク手前が倒木等でヤブ化していた。どうやらこの遠回りルートで貯水タンク上の展望台まで来る者は殆どいない模様。

 

貯水タンクの北側と西側はソメイヨシノが咲き誇っていた。実は愛宕山周辺には約300本の桜があり、八幡浜屈指の桜名所になっているのである。しかし市民以外で知る者はあまりいない。

 

タンクの東側には何層にもなった階段のみの「階段塔」とでもいうものがある。この塔の最上部がタンク上の展望台へと繋がっているのである。

 

八幡浜港が見渡せる場所には一組のハイカーが弁当を広げていた。いや、この山の最短コース(市民がよく利用している復路)は距離が短いから、ハイキングにもならないか。

 

復路は南西に下り、前述のテニスコート東側へと下り立つ。すぐ先にはトイレもある。駐車場所へは道なりに道路を進むのみ。

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