「世界の何だコレ!? ミステリー」に出た断崖の廃墟(美波町) | 自然、戦跡、ときどき龍馬
2018-09-06 08:03:50

「世界の何だコレ!? ミステリー」に出た断崖の廃墟(美波町)

テーマ:素晴らしい景勝地と史跡

[本当は十数分で登れる場所]

先週、昨日放送された『世界の何だコレ! ?ミステリー2時間SP』の予告を見た方の中で、徳島県民は殆どが「衛星から見た謎のエリア」に美波町のある展望台がちらっと映っていたことに気づいたことだろう。ネットテレビ番組欄等で「徳島県の山の中で見つけた八角形の奇妙な建物」と記されていたものである。

 

それは以前、記事(→奇観!滝の下流に海食洞門が)で触れた、昭和52年に廃止された千羽ロープウェイの山頂駅跡の上方にある千羽展望台(上の写真と下の地図)である。その記事で簡単に説明したように、その展望台へは外ノ牟井(とのむい)の浜から徒歩十数分で登ることができる。

 

しかし「世界の何だコレ! ?ミステリー」のスタッフは何と2時間半以上もかけてあり得ないルートで到達した。これは地元のタクシーの運転手に「騙された」か、目的地を誤解されたとしか言いようがない。外ノ牟井とは全く違う場所で降ろされたのである。

 

外ノ牟井は観光道路「南阿波サンライン」から分岐する道路の先にあるため、地元のタクシーの運転手は皆、知っている。スタッフを乗せた運転手は場所的に遠回りになるから何キロも西方で降ろしたのか、若しくは、スタッフがタブレット端末で見せたグーグルマップが分かり辛かったのかも知れない。

 

しかしスタッフもタクシーに乗る前に、グーグルマップを拡大して見ていれば、目的地のすぐ側まで車道が延びていることは分かっただろうに。それともそれを知った上でのヤラセ(悪戦苦闘して到達するという)だったのだろうか。

 

千羽展望台への車でのアプローチを再度説明すると、道の駅日和佐の1キロ少々南西から県道147(南阿波サンライン)に折れる。そして最高所の千羽トンネルを抜けた先の三差路を左折する。この道路の終点(上の地図)の南に千羽ロープウェイ山麓駅があり、レストランや土産物屋等もあった。現在、駅舎はない。

 

道路終点から浜に下り、山際を南東に歩くとすぐ展望台へ向かう遊歩道が現れる。但し、最初の方は急傾斜で且つ、土砂に埋まっているため、滑り易い。

沢の手前の炭焼き窯跡付近から前述の記事で触れた、海崖に懸かる「外ノ牟井の滝」(仮称)の天辺(上の写真は天辺から見た浜)に簡単に行くことができる。

 

何だコレに出て来たベンチの少々先の右下が山頂駅跡。現在はヤブの広場があるのみ(上の写真)。

そこからほどなくして巨大な廃墟と化した展望台が現れるが、螺旋階段が錆び付いてもろくなっているため、上ることはできない。

尾根を南の方へ下って行くと少し展望が開ける場所もあるが、展望台からの景色には遠く及ばない。

 

この展望台を上から見おろしたいのであれば(下の写真の右下がロープウェイ山麓駅跡)、千羽トンネル南口まで戻り、四国のみちをトンネル上の峠まで登った後、南東に登れば良い。回遊コースについては→「四国最大の海崖・千羽海崖縦走」を参照。逆の西に延びるコースからも見下ろせるかも知れないが、それは未確認。

 

余談だが、これまで「何だコレ」の「衛星から見た謎のエリア」を見て来た中で、「謎」と感じたことは一度もない。スタッフや出演者については、「こんなことも知らないのか」と呆れるばかりである。炭焼き窯跡やマイクロウェーブ反射板(前回か前々回)等は、マスコミ関係者なら知っていて当然だろう。

「本当の謎」の記事の投稿を今後も望む、という方は次のバナーをプリーズクリック。


にほんブログ村

春野公麻呂(ニックネームではなく正規の名)さんをフォロー

ブログの更新情報が受け取れて、アクセスが簡単になります

コメント

[コメントする]

Ameba人気のブログ

Amebaトピックス