丸山島エンジェルロードと海食洞群(三豊市) | 自然、戦跡、ときどき龍馬
2018-06-12 23:22:35

丸山島エンジェルロードと海食洞群(三豊市)

テーマ:洞穴や隧道(廃線や戦跡を除く)

[海辺や山の斜面に海蝕洞が]

以前、香川県三豊市の荘内浦島太郎伝説記事で紹介した、太郎が亀を助けた鴨之越の弁天の浜対岸にある、干潮時に陸続きになる(小豆島に倣って「丸山島エンジェルロード」と仮称)丸山島だが、そこにはいくつかの海食洞や深い峡谷的海食切通しもある。それらを「丸山島海食洞群」と仮称する。

 

その海食洞の中には、洞を抜けると波打ち際に出るものもあるが、2006年、男子プロゴルフツアー「第26回カシオワールドオープン」に参加後、高知県香美市の龍河洞を探勝したミシェル・ウィーも自身のTwitterに同様の海食洞奥の海浜での水着写真を公開している。海食洞はインスタ映えするジオスポットでもあるのである。

 

去年大晦日に丸山島を訪れた際は干潮時刻に近接した時間帯だったため、潮が引き過ぎ、「エンジェルロード」と言うよりは「エンジェル磯」という様相だったのだが、先月は干潮時刻の3時間から4時間ほど前に訪れたため、陸続きの道が9割方完成した状態で、完全な陸続きにはなっていなかった。

 

完全な陸続きになるまで、丸山島の北にある「詫間の二見ヶ浦」こと、弁天島(上の写真の左)周辺を探訪していた。但し、和歌山の橋杭石的岩塔群はあるものの、本家二見ヶ浦の象徴「夫婦岩」に相当する岩はない。それでも景観は良い。

 

「詫間の二見ヶ浦」は干潮時、陸続きとなる弁天島を中心とした磯や海食岩塔群。弁天島は1分以内で登頂でき、頂上には弁財天が祭られている。島の横には三基の岩塔があり、本土側の海崖は海食され、猛獣が口を開けたような形の場所もある。

 

弁天島(下の地図)から丸山島を見ると、県道から見下ろすなだらかな尾根の島とは全く様相が異なり、島の北側は海食によって大きく削られ、荒々しい岩肌を晒している。そして龍王宮(明神社横の通称「浦島神社」)奥の海辺には海食洞も見えている。実は大晦日に探訪した時は、途中で雨や雹が降ってきたため、海蝕洞群や海食切通しを探訪できずに切り上げていたのである。

 

弁天島から見た際は小さく思えた龍王宮奥の海食洞は、少し背をかがめて入ると内部は天井が高くなっていた。三角テント型洞を抜け出ると波打ち際に出るが、そこの左上には以前紹介した、室戸ジオパーク内にいくつかあるミニ海食洞門のような洞門もある。

 

そこから海食洞入口に引き返すと、その左手には以前紹介した土佐清水市尻貝の浜の塹壕型海食通路の何倍も巨大な涸れ峡谷的海食切通しがある。海食洞よりこちらの方が、記念写真を撮るならインスタ映えするかも知れない。

 

この海崖の海食切通しは少し進むと尻貝の浜のように、右に急カーブして波打ち際に出る。その右手にはさきほどのミニ海食洞門があるが、その下にも人はくぐれないものの、小さな海蝕洞が開口している。

 

そこから更に奥へ磯伝いに行ったものの、水辺には海食洞はなかった。しかし少し進んでふと斜面を見上げると、磯より10m弱ほど高い所にも海食洞(下の写真)があった。残念ながら急勾配で且つ、ザレ場のため、普通の靴では登れない。

 

太古はそれだけ海面が高かったのか、はたまた島が隆起したのだろうか。尤も以前紹介した徳島県の津乃峯のように、標高100m以上の所に海食洞が存在するケースもある。西日本最高峰の石鎚山も太古は海底だったという説もある位。

 

ところで以前、三豊市観光交流局はサイトで丸山島の陸続き道の愛称を募集していたが、ローレライ・ロードやマーメイド・ロードはどうだろうか。はたまたガーディアン・ロード、プリティガーディアン・ロード等。因みに「プリティガーディアン」はセーラームーンの「美少女戦士」の英訳でもある(?)

 

しかし三豊市観光交流局はサイトで丸山島を紹介しているにもかかわらず、なぜこれら海食洞群を紹介しないのだろうか。市内の各展望山や陸軍の新浜砲台、各地の海軍機銃陣地、横穴壕等の戦争遺跡も同様。

三豊市の未投稿の戦争遺跡記事も投稿してほしい、という方は次の二つのバナーをプリーズクリック。

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