2018-01-04 05:11:23

四国新幹線未成線跡の崖のトンネル前に立つ

テーマ:鉄道廃線跡と鉄道関連物

[旧遊歩道跡から行ける巨大隧道]

以前、昭和60年に完工した徳島県鳴門市と淡路島を結ぶ全長1,629mの大鳴門橋は当初、四国新幹線を通すことを前提に建設されたことを述べた(→夢の四国新幹線の鉄橋があった)。その記事では淡路島側の橋内路盤を紹介したが、鳴門市側の陸地には橋台内トンネル(未貫通のまま工事終了)と橋脚基部がそれぞれ二基、残存する。

 

一基目のトンネルは鳴門公園内施設関係者用(?)駐車場背後に開口しているため、ネットでも取り上げられているが、「渦の道」入口から後ろを振り返った時に見える二基目のトンネル口にも簡単に行けることをご存知だろうか。橋脚基部とトンネルを見学して鳴門公園内の四国のみちを回遊するコースを紹介したい。

 

最初に現れるのは橋脚基部だが、鳴門公園内は中腹や山上の有料駐車場(皆、一回500)以外、駐車可能な場所がないため、少し離れた所に駐車することになる。県道11(四国のみちにも指定)沿いの網干休憩所である。無料駐車場とトイレがある。

 

そこから県道11号を北上するが、途中にある大塚製薬の保養施設「潮騒荘」は千と千尋の神隠しに出てくるような景観で、地元では「竜宮城」と通称されている。

県道183号との合流地北側には亀浦港があるが、ここに二基の橋脚基部がある。四国新幹線は大鳴門橋の海側では高速道の真下を走り、鳴門市の陸地に入ると最初は橋台内トンネルを進み、徐々に高速道からずれて行き、単独のルートを進むことになっていた。港に下りる道路分岐にはうずしお汽船の建物がある。

 

橋脚基部の見学を終えると第四駐車場から遊歩道の石段を上がってエスカヒルへと上る道路を進む。記憶がやや曖昧だが、第二駐車場の南東向かいの駐車場背後に一基目のトンネルがあったと思う。白いフェンスの扉を開け、トンネルを覆うフェンスにカメラを付けて撮影する。新幹線建設計画が宙に浮いたため、トンネルは反対側へは貫通していない。

 

トンネル北側から階段を上がって第一駐車場から南の架橋記念館エディ前に進む。エディの東向かいに二基目のトンネル口に向かう旧遊歩道跡分岐がある。このトンネルは渦の道入口に立つと真正面に見えることから、記憶にある方も多いだろう。

旧遊歩道は’90年代発行の住宅地図に掲載されていることから、渦の道が開設されるまで、若しくは道路沿いの歩道が再整備されるまで使用されていたのではないかと思う。

 

旧遊歩道は23分歩けばトンネル手前のヤブに達する。と言ってもヤブは僅かな距離で、1分程度で通過できる。ヤブを抜けるとトンネルの下に出る。新幹線のトンネルが如何に大きいかということは一枚目の写真で一目瞭然。

 

ところで大鳴門橋の新幹線通行予定空間に設けられている「渦の道」だが、同じく明石海峡大橋の新幹線通行予定(昭和期)空間に設置されている「舞子海上プロムナード」よりも迫力がある。上の高速を走る車の振動がダイレクトに伝わる他、渦潮沿いを航行する観潮船が見もの。特に淡路島から出航する500人乗りの巨大観潮船「咸臨丸」では、大勢のデッキの客が渦の道から渦潮を見下ろしている観光客に向かって手を振っている。

 

二基目のトンネル見学後はエスカヒルか遊歩道で鳴門公園最高所の鳴門山展望台に上がって絶景を堪能し、千畳敷観潮台に下りてくると孫崎展望台と相の浜を回遊したいものだが、相の浜から孫崎への遊歩道は通行禁止になっているため、相の浜は往復し、孫崎はベイリゾートホテル鳴門海月(奥の駐車場側)を基点にミニ回遊するしかない。

 

千畳敷観潮台からは南西方向の道路沿い歩道を歩いて渦の道まで行き、そこから二基目のトンネルを望んだ後、渦の道を歩かれたい。

エディは現在、リニューアル工事中のため、旧遊歩道分岐からは南のお茶園展望台へ進んだ後、四国のみちを下って潮騒荘南東向かいに下りてくるとほぼ回遊したことになる。

 

この日、鳴門を後にすると香川県まで移動し、「四国のウユニ塩湖」に寄ったのだが、大晦日から13日までは鏡面の景観は現れなかった模様。それでも「四国一美しい日没の景観の海岸」に変わりはなかった。

 

PS:今年の正月はその海岸以外にも香川県本土のエンジェルロード(海底出現道)、浦島太郎の生家跡(番地を特定)を始めとする各伝説地、荘内半島や粟島の「機関車先生」ロケ地、磨崖仏群や鉱山跡を巡る回遊ハイキング等、様々な地を巡った。今後、レポート記事を投稿して行きたい。

 

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