今日は代理店さんと同行して高ーいビルに入っている某大手企業さまの懇親会ゲストの打ち合わせでした。
ご担当者様と名刺交換した瞬間からプロップかエイトの『ラガー臭』がプンプンしていたので一通りの打ち合わせが終わった後、ちょいと振ってみました。
そしたらなんと宿敵・松陰高校ラグビー部OBで、代理店さんは松陰高校ハンドボール部でした。
僕の中学時代バスケット部からの親友でありライバルでもある杉戸修一も松陰高校ラグビー部キャプテン
もちろん修一のこともご存知で、その後の会話はすべて敬語なし![]()
「いやあ、すまんね中村さん。急に先輩ヅラして」
「いえ、先輩!この方が僕も話しやすいです
」
わははは!!と笑いが起こり、delaの出演も確定、この名門高校卒の池永百合と川崎成美は必須となり。
そして
松陰高校に入りたくて受験したのに学校群制度の振り分けで彼方港区の惟信高校へ自転車通勤するハメになった15歳当時の悲哀を描いたdelaの名曲「けったこぐ」も披露することになりました。
いやあ、ラグビーってほんとにいいですね![]()
さて・・・・・・・
ここまでNHKがトップで伝えるほど大きな話題になるとは思わなかった『日大タックル事件』
色んな人が色んな事言ってますが、私も中村町ブログの観点から、ラグビーの視点から、世間にご意見させていただきます。
①なにがそれほど危険だったのか?
まずは被害者となった、くぁんせい学院のクオーターバックのケガが心配されます。
でも一部の「殺人タックル」とかいう書き方。少々大袈裟すぎます。
いいですか?全治3週間て実はそれほどのケガじゃない、ただ腰と首は神経が集約されているので後遺症が心配です。
逆に「防具をつけてるアメフトのトップクラスの選手がそんな程度で簡単にケガするのか?」という意見
以前あった悲惨なスキーツアーのバス事故、ここには現役のラグビー選手も乗ってましたが残念なことに亡くなりました。
ラグビーもアメフトも競技ルールはまるで違いますがフルコンタクトが前提のスポーツです。
双方が正面からぶつかるタックルの瞬間は百キロを超える過重がかかると言われてます。顔に当たると歯や鼻は簡単に折れます。(ちなみに僕は顔面だけで12針縫ってます)
でもそれに耐えられるのはあくまで「受け身」の技術を教わっているから。顔面以外は当たる瞬間身体のどの筋肉を硬直させて、どう倒れれば衝撃が少ないか?を本能的に知ってます。
バス車内で熟睡してるときに事故にあったら受け身を取ることはできません、ラグビーとかアメフトとかもう関係ないんです。
今回は、全く予想しない角度から予想しないスピードでタックルに入ってるから。これは最も危険だと言えます。
②審判は何をしていたか?
高校時代、旭ヶ丘高校と合同合宿の時、ハイタックル(ラグビーにおいては即一時退場となる首から上のタックルです、所謂ラリアットみたいなことです)した選手を、レフェリーをしていた旭ヶ丘の監督がその場で怒鳴りつけて即退場させ、試合中ずっとシンビン(一時退場、ポールの横に立たされて頭を冷やします)。試合が終わるまで立たされていました。
試合後、故意ではないのは明らかだったのですが、彼は一切言い訳せず泣きながら謝罪に来ました。
俺たちはラガーマン、その後一緒に晩メシを食って風呂に入りました。
旭ヶ丘の監督は危険なプレーにはそれほど厳しい人でした。
報道によると、その後も危険なプレーを3回~5回繰り返してようやく退場になった。
え?
レフェリー(←でいいの?)は一体なにをしていたのか?
何々?ほとんどボランティア程度のギャラだからそれほどのスキルはない?
いやいや
、そんなん関係ないでしょ?
ラグビーの場合はレフェリーに加えてアシスタントレフェリー(昔はタッチジャッジて言いました)がいて3人態勢でボールの動いているところ以外でもラフプレイは見逃しません、アシスタントレフェリーが試合を止めてラフプレイを申告すれば選手は即退場となります。
どこ見とったん?最初のプレイでなんで退場させなかった?もしその後もケガ人でてたらレフェリーの責任もかなり大きいと言わざるをえないと思います。
③一番の問題は監督
タックル後の映像も見ましたが、監督が激高して選手に注意するどころか、労っているようにも見えます。
今日、この時点の報道では「明日、タックルをした学生本人が記者会見で監督からの指示があったことを明白にする」という情報です。
他の15大学が声明を出すとか、傷害事件になったとか、お父さん記者会見とか、なんで関係者全員がそんなに怒ってるのか?
これはもう、タックルどうこうではなく、誰かがウソをついていることに対して怒っているとしか解釈できません。
つまり、あの監督が一番の卑怯者だと思うのです。
④その他のシンプルな疑問
あの卑怯なタックルは、くぁんせい学院のベンチ前でした。目にした選手もいたと思います。少なくとも2回目は見てます。
ラグビーなら間違いなくやり返して乱闘状態になります。プロ野球でも危険なデッドボールに対してはベンチから全員飛び出してきますよね?
なんで日大の他の選手はあの選手に対して全員でグランドに出てやり返さなかったのか?不思議でなりません。
最後に。
監督が一番の卑怯者だと書きました。
誇り高きスポーツであるはずのアメフトを陥れ、選手の人生を棒にふり、自分は保身に走る。
擁護する気は毛頭ありません
「いやあ、潰して来いとは言ったけど、選手が勝手に解釈しちゃってさあ、俺はそんな指示だしてないし~」
人前でウソを平気でつき、辞任はするけど説明は逃げる、自分の保身には熱心・・・・
これ、日大アメフト部の監督だけのハナシか?
ごく最近、何回も何回も聞いてないか?
記憶がないだの、記憶を調整するだの、自分の声かどうかわからんだの、辞任はするけど本当のことは話さない
国のトップたちがこの卑怯者の完全なるお手本になってんじゃねーかよ!違うかね?
アメフトだけを、スポーツだけを責められるか?
若者も、子供たちも見てるぞ、卑怯者に占領されたこの国の有り様を。
かつて日本を守り抜いた先人たちが嘆いているぞ、嘘つきばかりが蔓延るこの国の行く末を。
卑怯なことすんなよ!誇り高き「リップンチェンシン」を持つ我が国民よ!
この時代に敢えて言い切ろうじゃないか!
男なら逃げるな!
そして
タックルは正面から行け!
って深夜のデニーズで自分に酔ってますが・・・
「おら!正面から来いやあああああああ!!!!」
っていったら本当にまともに食らって大腿筋挫傷(筋肉破裂とも言われ、骨折よりも痛い)
全治3か月、寝がえりも、S〇〇も、〇〇〇ーも1か月くらいできませんでした![]()
8年前のことでした![]()
あんまり正面から来ないでね・・おいちゃんよわっちいから・・・・て心から後悔しました。
おしまい



