巨大ブーメラン リフレ派を直撃す! | うずらのブログ

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積極的な財政金融政策による豊かで成長力に満ちた社会を目指します

【ときわ総合サービス研究所】

弊社はMMTの信奉者ではありませんが、リフレ派のみなさんの一部にMMTを排斥するスタンスの人がいるのはほんとに意味がわかりません。「流動性のわなのもとでは財政が有効」という理解に立って、積極財政/反緊縮論のひとつと受けとめて暖かく見守る、ってことでよいような。

【飯田泰之】

同感な部分もありつつ,拒否反応が出る理由もわかる.

・内生貨幣論+政府負債による負債=資産創造の重視の座りが悪く感じる

・財政の使い道としてのJGPに代表されるように,計画経済っぽさを強く感じるあたり

https://twitter.com/iida_yasuyuki/status/1124618212698509314

 

上記は、MMTを巡り、リフレ派の一人である飯田泰之氏のTwitter上で交わされたやり取りを抜粋したものだ。

 

MMTに対するリフレ派の反応はすこぶる悪い。

 

MMTの理論的支柱の一つである「貨幣負債論(貨幣は負債から生まれる)」の思想は、負債拡大型の経済成長が大好きなリフレ派の連中とほぼ同根だと思うが、考え方や思想のベクトルが近似しすぎると、かえって近親憎悪を増幅させるのだろう。

 

さっそく、高橋洋一、上念司、田中秀“リフレ派近衛兵三人衆”、TwitterでMMT批判を展開している。

[参照先]

https://twitter.com/YoichiTakahashi/status/1126146171922108416

https://twitter.com/smith796000/status/1119861702336622592

https://twitter.com/hidetomitanaka/status/1124141516996337664

 

それにしてもリフレ派の連中は、”理論だ、数式だ、教科書を読め”だのと頭でっかちな割に、相変わらず頭が悪い。

 

オレは数式表示のないMMTをきちんと理解できない』(高橋)

▶数式表示のあるリフレ理論を実践しても日本経済が不況のどん底なのは、どうしてかな??

▶数式表示のない理論を理解できないのは、お前の頭が悪すぎるだけじゃないの?

 

MMTなんて変化球使わんでも、普通にインフレターゲット達成するだけで日本経済は相当復活するよ』(上念)

需要喚起にまったく影響力のない金融緩和一本足打法こそ、ストライクゾーンをかすりもしない“変化球”なんじゃないの?

数式表示があるのに「たった2%のインフレターゲット普通に達成」できないクズ理論がどうしたって?

 

MMT支持者はワルラス法則を勉強しろ』(田中)

「各経済主体は予算の制約のもとで各人の効用を最大化するように消費量を決定する」というワルラス法則において、“予算の制約限度額の上限”をUPできるのは財政政策。金融緩和一本足打法でそれができるの?

 

バカ三人衆のくだらぬ中傷には、上記のような対応でよかろう。

 

数式や変化球云々は、「経済成長の成果を積極財政に持って行かれるのが癪に障る」というレベルの低い嫉妬を隠すための言い訳でしかない。

 

まぁ、“ステージ・チェンジ”がお得意の彼らのことだから、P.クルーグマンあたりがいつものように変心すれば、金魚のフンのごとくコロリと意見を変えるに違いない。

 

さて、最後に、冒頭にご紹介した飯田氏のTwitterにも触れておこう。

 

飯田氏財政の使い道としてのJGPに代表されるように,計画経済っぽさを強く感じるコメントしているとおり、財政政策に消極的・否定的な論者は、「ハイパーインフレ・財政破綻・計画経済」の三つのキーワードを使いたがる。

 

いずれも根拠不明な妄想の類いであり、これまで幾度となく論破済みだ。

とくに、“ハイパーインフレ・財政破綻”は、当のリフレ派の連中明確に否定している。

 

飯田氏がMMT批判に当たり“計画経済”を持ち出したのは、こうした背景を受けてのことと思うが、財政政策を計画経済化させぬ最も良い方法を教示しておく。

 

それは、特定の分野や産業に歳出を偏重・固定させぬよう「聖域なきバラ撒くことに尽きる

 

計画経済とは、「一国における経済発展やその他の基本的経済活動が国家計画の作成・遂行を通して行われるとき,この国民経済は計画経済と呼ばれる(世界大百科辞典)」経済体制のことを指す。

 

要は、国家主導の経済計画・運営を指すものだが、積極財政論者はそんなものを求めているわけではない。

 

積極財政論が唱えているのは、家計や企業が“明日は今日よりよい日になる”という希望の下で消費や投資に勤しめるよう、国家がその原資となる貨幣(所得や収益に直結するマネー)きちんと供給せよ、という極めて常識的な論である。

 

つまり、民間主導の経済成長と適正な分配による国民生活の向上を実現させ、国富たる生産力や技術力を永続的に発展させることこそが目的なのだ。

 

積極財政論を唱えると、「計画経済だ! 社会主義だ!」というバカ論がオウム返しで噴出するが、計画経済を嫌うのなら、国家が特定の産業や団体だけに肩入れし、経済を主体的にコントロールするような体制を招かぬよう、あまねく広く分厚くバラ撒く「聖域なきバラマキ」に賛同すべきだろう

 

飯田氏は、“積極財政論=計画経済”という妄想に囚われているようだが、筆者に言わせれば、むしろ、

①金融緩和政策により、国家が人為的に実質金利の低下期待を創作&拡散させ

②2%のインフレターゲット(目標)を定める

というリフレ理論こそ、ガチガチの「国家主導型計画経済」なのではないか??


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