すっかりご無沙汰してしまいました。

m(__)m

 

さて。

 

昨日コブタは、

オイリュトミーの講師をさせてもらっている

自主学校「遊」で、

シュタイナーの「気質」のお話をしてきました。

 

新しく入ったお母さん方は、

気質について全く知らない方も多いので…と、

最上級生のお母さんに呼んで頂いたのです。

 

初めは、

それなら担任の先生の方が…

とお断りしかけたのですが、

 

コブタは、オイリュトミーの時間しか

こどもたちと触れ合えないので、

いつも、彼らについてもっと知りたい

と思っているのです。

 

お母さん方と気質の話ができるなんて、

子どもたちの、授業では見せない顔を知る大チャンス!

と思い直し、

ぜひやらせてください…とお引き受けしました。

 

 

コブタが

気質について初めて学んだのは、

カンガの通った幼稚園でのことでした。

 

古くからある、

人のタイプを4つに分ける考え方です。

 

もちろん、誰でも

1つだけにきっちりハマるわけではなく、

 

4つそれぞれを持っていて

そのグラデーションはさまざまですが、

やはりけっこう偏りがあります。

 

それぞれの特徴を知ることで、

理解しがたかった他人の行動が、

ああ、そうだったのか!と腑に落ちて

腹が立たなくなるし、

 

狭い価値観で

自分や他人をジャッジすることが

激減します。

 

コブタはそれで、

本っ当に楽になりました。

 

それに、

 

まわりのおとなが気質のことを知り、

それをわきまえて子どもに対すると、

子どもは、その子らしさを発揮しながら、

のびのびと育っていくことができます。

 

カンガが小さい時には、

コブタはまだ気質の事を知らなかったので、

違う気質のカンガに

自分の気質そのままで対してしまい、

 

今にして思えば、

ずいぶん可哀想なことをしました。

 

 

昨日は、

簡易診断でまずはそれぞれの傾向を知り、

 

それから、1つ1つの気質について

ひと通りお話しして、

気質ごとの組み合わせについても説明しました。

 

楽しかったのがそこからです。

 

みんなでお弁当を食べながら

(コブタは手ぶらでいいと言って頂いて、ごちそうになりました(^。^))

リラックスしてお話が弾みました。

 

自分のこと、連れ合いのこと、子どものこと、

それぞれのお話が面白くて!

 

特に良かったのは、

自分が「普通こうだよね」と思っているのは

実は「人間共通の基本形」ではなく、

自分の気質の傾向なのだ、ということが、

 

みんなの共通認識になって、

お母さんたちのお話からも

よく見えたことです。

 

こどもを見る時にも、夫を見る時にも

自分の気質のメガネを通して見ているので、

そのために起こる悲喜こもごもが、

いろんな実例を通して

大笑いしながらストンと理解できました。

 

なにしろ、大きな家族のような間柄です。

 

お互いがお互いの癖をよく理解しあっている

お父さんお母さん同士ですし、

安心していられる場でもあるので、

忌憚なく指摘しあうことができて、

 

「あなたはあれ、あなたはこれよね」と

実例を前にしながらですから、

理解が早い!

 

とっても充実していて、

本当に楽しいひと時でした。(⌒∇⌒)

 

 

もう、梅の花が咲き始めていますね。