データを読むことが好きです。

せっかくなので、家を建てるにあたって調べたことを記録にします。  

信用できるデータベースは3つあります。国土交通省の統計データ、住宅金融支援機構のレポート、そして、三井ホームなど上場企業のIRです。 

今回は、新築着工件数に関する統計です。


出典は国土交通省の建築着工調査報告書です。
市区町村などへの確認申請が元データなので、確度が高いデータです。


平成29年度は、28万戸の注文住宅が建てられました。
前年度よりも4.7%の減少と、ハウスメーカーには非常に厳しい市況です。


過去15年間の実績をみると、全体としては平成25年度以降はほぼ横ばいですが、平成15年度と比べると15%ほど低減しています。注文住宅でみると、平成27年度に次ぐ、過去2番目の低水準で、平成15年度からは25%低減しています。

ここから先は素人の考察ですが、
ハウスメーカー、工務店にとっては冬の時代で、生き残りをかけてZEHなどの高付加価値商品を開発、販売に踏み切りったようです。

「注文住宅はいつが買い時か?」の答えは平成21年度だったはずです。

急激な客の落ち込みを値下げで対処したメーカーが多かったのでは、と推定しました。

今後に関しては、データに基づかない推測ですが、オリンピック後の2021年が狙い目かと思います。

閑話休題、値段はさておき、家の完成が楽しみです。