2020年バレンタインデー
今年も敬介くんの幼い頃からのガールフレンドから手作りづくしが届きました
バッグにはミッキーの絵と「KEISUKE」とネームが手描き
プーさんのフィナンシェ
マスコットもとっても可愛い
3歳の頃、つまづきのある子どもが通う園で先生に「敬介くんと同じタイプの子です。」と言われたのが彼女でした。
その頃は、言葉もほどんど発することはなく、交わることもなかった2人だったけど、その頃から十数年が経ち20歳になろうとしている彼と彼女。
何げに仲も良くとっても可愛い
でもね、去年と引き続き、彼女と会ったときに「スカートに着替えなさい」と強要するのはやめて下さい
敬介くん、バッグに何を入れようか
・・・そして次の日
「けいちゃんお昼過ぎいてる~?」
とワタクシの携帯にライン
敬介くんの小学校からのお友達からの連絡
中学校から地域、支援学校とそれぞれの学校に行ったのに
今も忘れずにバレンタインデーにチョコレートを届けてくれる
そこには・・単なるフラットな関係が成り立っていて
友チョコには違いないけど、大切に思ってくれている
それは、小学校時代に日々形成されてきたもの
彼女が来ると、手を取って自分の部屋に連れていく
何を話すでもなく・・・
そんな風景は数十年前の小学生時代にタイムスリップした感じ
彼女は少し大きくなってからも我が家に来ては返答のない敬介くんに
「なあなあ、聞いて~」
と話しかける
たまに背にもたれてみたり
敬介くんは毎度、ほぼほぼ反応なし
でもそんな彼女を愛おしく思う
そして
母はそんな出来事に癒され、とてもハッピーな気分になる
その後も同じ作業所に通う同い年の同僚?
からも手作りのおかしをいただき
し、しかし・・
敬介くんが彼女たちのことをどんなふうに思っているのか・・・
バレンタインというものをわかっているのかいないのかは定かではない
そして母は、コロナウイルスを気にしながらもママ友と日帰りバスカニツアーに出かける
ツアー前日
「お母さん、明日は何時何分に起きますか?」
と何度も聞いてくる敬介くん
「ん~ 5時30分かなあ。」
「敬介くん、起こしてくれるの?」
「くれる」
寝坊したら大変とお父さんのめざましもセット
次の日・・・
アラームもセットしていない敬介くんが
「おかあさん、5時半やで~」
しかも日ごろ話さない関西弁で
ありがとう~~
これもハッピー 母、うれし泣き
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