こんにちは、手芸キットを完成品にしてお届けする制作代行の阿部裕子(ゆうこ)です。
東日本大震災から今日で4年になるのですね。
みやぎ鎮魂の日ということで、息子の高校(公立高校)は休校です。
私は毎年3.11は心静かに過ごそうと決めていて、亡くなった友人や流された父の実家の事などを思い出しています。
そして一生忘れる事のない『あの時間』
海に向かって黙祷をささげ、宮城の復興と同じ悲劇が二度と起きないよう祈っています。
私がこのブログでずっとお伝えしてきていた事があります。
それは、『備蓄』の大切さ。
普段、蛇口をひねると出てくる新鮮な水。
もし今水が出てこなくなったら…それが一週間続いたら…と考えてみて下さい。
ミルクを飲んでいる赤ちゃんがいるご家庭ではどうでしょうか?
お薬を飲んでいる方がいらっしゃるご家庭ではどうでしょうか?
給水車をあてにするのは確実ではないのでやめましょう。
救援物資も必ず自分のもとへ届くとは限らないのです。
頂いた救援物資は、本当に有り難く使わせて頂いたのですが、見たことがない海外からのお水を生で飲むのはやはり抵抗があり、炊飯や料理に使わせていただきました。
500mlのお水が1家族に1本。
そういう日もありました。
赤ちゃんのミルクには足りないでしょう?
怖いなと思うのであれば、今日のこの日を機会にせめて水だけでも多めに備蓄しておきましょう。
ネットで買えば、お家まで届けてくれます。
我が家は常に2ℓのペットボトル×6本入りを4箱常備してあります。
夏になるともう少し箱が増えますよ。
そしてもうひとつ大事なこと。
当時、私の母はガンで闘病中でした。
震災前に強い抗がん剤を使い、その甲斐あってか奇跡的にガン細胞が消滅していたんです。
それでも完治したわけではなかったので、毎日のお薬だけは欠かさなかった母。
でもあの日から、当時通院していた専門病院でも、震災による急病の方を受け入れていて、病院の予約などが取れなくなっていたのです。
手元の薬が切れてしまっても、母は受診することを躊躇っていました。
本当であれば、震災の頃に検査をし、ガン細胞が確実に消滅しているのが確認されれば、悪いところを切除する手術が予定されていました。
ですが運が悪かったのでしょうね。
震災から2ヶ月ほど経ってから検査を受けた時は、またガン細胞が増えてしまっていたのです。
手術は…見送られました。
そして完治することなく、数ヵ月後に母は亡くなってしまいました。
今でも後悔しているんです。
なぜ「薬が切れたから」と病院へ連絡しなかったのだろう。
母を無理矢理にでも病院へ連れていけば良かったって…
当時、みんながパニックになっていました。
病院も大混乱だったと思います。
でも、薬が切れて2ヶ月も放置することはなかったよねって思うんです。
自分をすごく責め続けた4年間でもありました。
今もその気持ちを引きずっていて、『ある事』がしたくても、どうしても前へ進めないでいます。
(この話はまた今度できるといいな…)
ですから皆さん、大切な方がお薬を飲まれていて、それが命に大きく関わるお薬であるとすれば、絶対に薬を切らす事がないように気をつけて下さいね。
さて、今日は我が家の備蓄を点検する日でもあります。
賞味期限は大丈夫ですか?
量は足りていますか?
不足している物はありませんか?
そうそう、車のガソリンや灯油は十分にありますか?
皆さんもぜひ一度チェックしてみて下さいね。
震災で犠牲になられた方々のご冥福を心よりお祈り申し上げます。
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「布糸遊(ふしゆう)工房こころいろ」では、日本全国から制作のご依頼を頂いております。手芸キットの制作代行・オリジナル作品のセミオーダー・手作り雑貨のフルオーダー・手編みや手芸の出張レッスンなど、手芸全般に関するご相談やご依頼をお受けしています。取引実績1,000件以上。
あみぐるみキット・フェルトのキット・ビーズ手芸キット・パッチワークキットなど過去に作ったキット制作実績は200個以上。フェリシモ・パナミ・ハマナカ・タカギ・MIYUKIなど、いろいろなキットを制作しました。