初めて会った1歳さん同士。
自分の好きなおもちゃで遊んでいると、時折同じものに興味を持って近づいたり離れたり。
「未だ一緒に遊べないなら、だれかと遊ぶ必要ないんじゃないですか? 広場とか、公園とか、苦手なんですけど…。」
とおっしゃる方もいますが、子ども同士が同じ空間にいる時間って大事です。
なぜなら子どもはお互いに忖度しないから…。
大人は子どもが機嫌よくいられるように(うるさくされると面倒だからという理由もあるけど)、子どもの気持ちに寄り添って対応してしまいます。が、子ども同士はそういう忖度はできません。
自分が通ろうとする所を遮るように通られたり、
自分が使おうと手を出したおもちゃを持ってっちゃったり、
静かに遊びたいのに横で泣かれたり。
時には自分のママと遊んじゃったり。
自分中心ではない出来事がどんどん起きちゃう子ども同士の場。
そういう時間があったほうがいい。
そして、困ったら受け止めてくれる安全基地であるお母さんも一緒にいてほしい。
困ったら安全基地に行って抱っこしてもらったりなでてもらったりしてホッとして、落ち着いたらまた外に気持ちが向かう…。そんなことを何度も何度も繰り返して世界を広げていくのです。
ほかの子どもと一緒っていやなことばかりじゃありません。
一瞬、同じものを見て一緒に笑ったり、
目が合ってにっこりしちゃったり、
相手のやっていることを真似してみたら楽しかったり、
ほかのお母さんが助けてくれたり。
ちょっとドキドキするけど、いやなことも時々起きるけど、
やっぱりなんだか外って面白い!興味の湧くことがたくさん起きる!外ってまんざらじゃない…という体験をたくさんし、新しいことを楽しめる人に育っていくのです。
公園や子育て広場、どんどん出かけましょ!