思いっきり私事ですが、眼内レンズを入れる手術をしました。
正確には右眼は終了。左眼は明日。

お医者様はとても丁寧で話しやすい方で、

眼内レンズの長所短所、どういう見え方になるか、等丁寧に教えてくださいました。
でも実際手術を終えて自分の眼になってみるまで結局のところ想像できてはいなかったと実感。「先生がおっしゃっていたのはこういうことだったのね。」とようやく理解しました。

話は変わるようですが、高齢者住宅に引っ越してきた母の言葉
「いきなりこんなところに連れてこられて、こんな生活になるなんて知らなかった」
(いやいや2年前から引っ越したいと言っていたあなたのために、説明したり見学に一緒に行ったり十分事前に話をしたじゃん!と思っている私💦)
 

とどのつまり、人はいくら説明をされても、自分自身が体験してみなければ

<わかる>ことはないんだということ。

小さい子どもに

「そんなに走ると転ぶよ!」
「早めに宿題やっておかないと夜大変よ!」
と先回りしても、やっぱりその痛さや大変さは、転んだり間に合わなくて眠れなくなったり先生に怒られてみないとわからない。

しかも、一度くらいではわからず何回かくりかえりてようやく理解する。。。

大人は良かれと思って先回りするけど、今はただでも情報過多の時代。
言いすぎるとただの口うるさい人という印象になり聞く耳無し!になってしまいます。
それより、
転んだ時「痛かったね。凸凹してるところで思いっきり走って転ぶと痛いね」と受け止めたり。
宿題が間に合わず先生に叱られた子に、「間に合わなかったね。」と次どうするか一緒に考えたり。
困ったときは受け止めてくれる。聞けば一緒に考えてくれる。

大人はそんな先輩であれば良いんじゃないかな。


それでも、どうしても

「これだけは伝えておかなくては!」と思うことだけ、
『あえて言うけど…』と言えば、聞いてくれるかな~。どうかな~。