我が子のことはかわいい。でも小さい子どもとの生活は自分の時間が無くてつらい。
何かを自分のペースで進められるということはほぼなくて、でもしなくてはいけないことはたくさんあって時々泣けてきちゃう。

私も我が子が小さいときトイレのドアの前で私を求めてワンワン泣く息子に
「お手洗いくらい一人で入りたいのよ…」

とつぶやきました。
眠るときも、両側にぴったりくっついた子どもたちで寝返りも打てない。

苦しかったけど、同時にこんなにも私自身を求めてくれる存在に幸せを感じていたというのも本当。

自分の命に代えても守りたいと言い切れる我が子と相思相愛。

こんなことはそれまでの人生にはなかったしたぶんこれからもないんだろうな~と思ってました。

話が飛ぶようですが私には85歳の母がいまして、一人暮らしをしています。
先日母が遠い昔に作ってくれた私のアルバムを持って遊びに行きました。
転勤族で私が6歳になるまでに6回の引っ越しをほぼ一人でやった母。
仕事人間の父は家族思いだったけれど、まだ週休1日の時代だったし日曜日も接待とかでほとんどいなかったし、兄が小さいときには姑の看取りもほぼ一人でやり切りました。
 そんな中での子育てはすごく大変だったはずなのに、アルバムを見ながらそれはそれは楽しそうにそのころのエピソードを語る母を見て、やっぱり小さい我が子を育てている時って人生で一番キラキラしている時なのかも…と思いました。

今その大変な中にいるお母さんたち。どうぞ自分の今を認めて誉めて喜んで過ごしてほしい。
心からそう思います。