問題 91 貧血について、正しいものを一つ選べ。
1 鉄欠乏性貧血では、大球性貧血がみられる。
2 溶血性貧血では、黄疸がみられる。
3 貧血の自覚症状は、ヘモグロビン濃度が7.0g/dℓ以下にならないと出現しない。
4 酸素の運搬能が低下しているため、運動を促すことで血流を良くする。
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・正解 2
1 鉄欠乏性貧血では、小球性貧血がみられる。
2 溶血性貧血では、黄疸がみられる。
3 貧血の自覚症状は、ヘモグロビン濃度が10.0g/dℓ以下になると出現しやすくなる。
4 酸素の運搬能が低下しているため医師の指示に従い、適切な軽い運動を促すことで血流を良くする。
※貧血=血液中のヘモグロビン濃度が低下 全身への酸素供給不足
ヘモグロビン=赤血球に含まれる赤い色素タンパク質 体中に酸素を運ぶ役割
小球性貧血=鉄不足によりヘモグロビンの合成が障害され、赤血球が小さくなる
溶血性貧血=赤血球が通常より早く破壊される(溶血)ことによって引き起こされる貧血
黄疸=血液中のビリルビンという物質が増えて、肌や白目が黄色くなる状態
問題 92 化学療法を受ける患者の看護について、誤っているものを一つ選べ。
1 治療開始当日は、重篤なアレルギー反応がおこりやすいため注意する。
2 副作用の吐き気や嘔吐は、治療開始当日から出現しやすいため、低栄養や脱水に 注意する。
3 治療後に骨髄抑制がおこるため、感染予防に努める。
4 白血球減少時は、生ものや生野菜を多く摂取するように指導する。
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・正解 4
1 治療開始当日は、重篤なアレルギー反応がおこりやすいため注意する。
2 副作用の吐き気や嘔吐は、治療開始当日から出現しやすいため、低栄養や脱水に 注意する。
3 治療後に骨髄抑制がおこるため、感染予防に努める。
4 白血球減少時は、生ものや生野菜の摂取を控えるように指導する。※免疫力が低下しているため
※化学療法=抗がん剤を用いたがんの治療法
骨髄抑制=骨髄の機能が低下し、血液の細胞(白血球、赤血球、血小板)を正常に作れなくなった状態
問題 93 内分泌及び代謝疾患について、誤っているものを一つ選べ。
1 痛風の発作時には、尿酸排泄促進剤を直ちに服用する。
2 下垂体腺腫の手術は、経蝶形骨洞下垂体腺腫摘出術(ハーディ法)が行われる。
3 甲状腺クリーゼは、甲状腺機能を正常化していない状態で手術を行った場合に おこる。
4 脂質異常症の場合は、コレステロール摂取の制限と運動療法を行う。
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・正解 1
1 痛風の発作時には、非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs)を直ちに服用する。
2 下垂体腺腫の手術は、経蝶形骨洞下垂体腺腫摘出術(ハーディ法)が行われる。
3 甲状腺クリーゼは、甲状腺機能を正常化していない状態で手術を行った場合に おこる。
4 脂質異常症の場合は、コレステロール摂取の制限と運動療法を行う。
※内分泌及び代謝疾患=体内のホルモンや代謝の働きに異常が起こる病気の総称
非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs)=痛みや炎症を和らげるために広く使用されている薬の種類
下垂体腺腫=脳の「下垂体」という部位に発生する良性の腫瘍
甲状腺クリーゼ=甲状腺機能亢進症の重篤な合併症 心臓、脳、消化器など全身の複数の臓器が機能不全に陥る、生命にかかわる緊急事態
脂質異常症=生活習慣病の一種 血液中のコレステロールや中性脂肪が基準値よりも多くなっている状態
問題 94 糖尿病患者の看護について、正しいものを一つ選べ。
1 1単位120kcaℓで計算し、食品交換表を用いて食事指導を行う。
2 糖代謝を活発にするため、空腹時の運動を促す。
3 インスリン注射は筋肉内に行い、自己注射できるように指導する。
4 低血糖症状に備えて、ブドウ糖などの糖分を携帯しておくように指導する。
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・正解 4
1 1単位80kcaℓで計算し、食品交換表を用いて食事指導を行う。
2 空腹時の運動は低血糖のリスクを高めるため避ける。
3 インスリン注射は皮下に行い、自己注射できるように指導する。
4 低血糖症状に備えて、ブドウ糖などの糖分を携帯しておくように指導する。
※糖尿病=インスリンが十分に働かないために、血液中を流れるブドウ糖(血糖)が増えてしまう病気
皮下注射=皮膚と筋肉の間にある皮下組織に薬剤を注入
低血糖症状=血液中のブドウ糖(血糖)が正常の範囲よりも低下した状態 初期症状は、冷や汗や動悸、手の震えなど
問題 95 褐色細胞腫について、正しいものを一つ選べ。
1 発生が副腎外性、悪性、両側性、家族性のそれぞれ約10%を占めることから 「10%病」といわれている。
2 褐色細胞腫の症状は、高血圧、高血糖や発汗過多の3Hと言われている。
3 超音波検査では腫瘍が検出されないため、MRIやCT検査が行われる。
4 主な治療は薬物療法である。
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・正解 1
1 発生が副腎外性、悪性、両側性、家族性のそれぞれ約10%を占めることから 「10%病」といわれている。
2 褐色細胞腫の症状は、高血圧、頭痛や発汗過多の3Hと言われている。
3 超音波検査では腫瘍の検出が難しい場合が多いため、MRIやCT検査が行われる。
4 主な治療は原則として、手術療法による腫瘍の摘出である。
※褐色細胞腫=副腎からカテコールアミンというホルモンが過剰に分泌 これが原因で、突然の激しい血圧上昇や動悸、頭痛、多量の発汗などが起こる
問題 96 頭蓋内圧亢進症状について、誤っているものを一つ選べ。
1 代表的疾患の一つに、髄膜刺激症状を伴うくも膜下出血がある。
2 慢性頭蓋内圧亢進症状は、頭痛、吐き気・嘔吐やうっ血乳頭の3徴が特徴的である。
3 疑いがある場合は、直ちに腰椎穿刺による脳脊髄液の圧力を検査する。
4 頭痛の緩和、頭部拳上や緩下剤による排便のコントロールを行い、頭蓋内圧亢進の 予防に努める。
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・正解 3
1 代表的疾患の一つに、髄膜刺激症状を伴うくも膜下出血がある。
2 慢性頭蓋内圧亢進症状は、頭痛、吐き気・嘔吐やうっ血乳頭の3徴が特徴的である。
3 疑いがある場合は、まずCTやMRIによる脳の画像検査をするのが一般的である。
4 頭痛の緩和、頭部拳上や緩下剤による排便のコントロールを行い、頭蓋内圧亢進の 予防に努める。
※頭蓋内圧亢進症状=頭蓋骨内の圧力が異常に高まる状態 頭痛、嘔吐、うっ血乳頭の三徴候を特徴
亢進=病勢などが高い度合いまで進むこと
問題 97 高位頸髄の損傷でおこる運動麻痺について、正しいものを一つ選べ。
1 対麻痺
2 四肢麻痺
3 片麻痺
4 単麻痺
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・正解 2
1 対麻痺 =左右両方の下肢(足)の麻痺
2 四肢麻痺 =両手両足の麻痺
3 片麻痺 =身体の左右どちらか半分の麻痺
4 単麻痺=手足の一肢の麻痺
※高位頸髄=脊髄(せきずい)のうち首の部分、特に脳に近い上部(第1頚髄から第4頚髄程度)
麻痺=うまく手足を動かせない状態
問題 98 骨折について、正しいものを一つ選べ。
1 骨折部に圧痛はおこらない。
2 骨折部の骨片の転位により、骨の短縮や屈曲などの変形が生じる。
3 治療は骨折部を固定した後に整復する。
4 仮骨形成は骨折治癒を妨げる要因の一つである。
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・正解 2
1 骨折部に圧痛はおこる。
2 骨折部の骨片の転位により、骨の短縮や屈曲などの変形が生じる。
3 治療は骨折部を整復した後に固定する。
4 仮骨形成は骨折治癒を促進する要因の一つである。
※圧痛=圧力を加えたときに痛みを感じる
骨折部の整復=骨折によってずれた骨を元の正しい位置に戻す
仮骨形成=骨折が治る過程で形成される仮の骨
問題 99 関節リウマチについて、正しい組合せを一つ選べ。
a 蝶形紅斑があらわれる。
b 関節に朝のこわばりを自覚する。
c 関節の変形をきたす。
d 左右非対称に発症する。
1 a、b 2 a、d 3 b、c 4 c、d
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・正解 3 b、c
a 蝶形紅斑があらわれるのは全身性エリテマトーデス(SLE)である。
b 関節に朝のこわばりを自覚する。
c 関節の変形をきたす。
d 左右対称に発症する。
※関節リウマチ=自己免疫疾患 関節に炎症が起き、痛みや腫れ、機能障害を引き起こす病気
自己免疫疾患=免疫システムが自分の体を誤って攻撃してしまう病気
問題 100 尿路感染症について、正しいものを一つ選べ。
1 腎盂腎炎の主な原因菌はグラム陰性桿菌である。
2 膀胱炎では、排尿初期に排尿時痛が強い。
3 症状が軽減した時点で、残薬があっても薬物の服用を中止する。
4 水分摂取を控える。
(◍>◡<◍) (◍>◡<◍) (◍>◡<◍)
・正解 1
1 腎盂腎炎の主な原因菌はグラム陰性桿菌である。
2 膀胱炎では、排尿の後半や終了時に排尿時痛が強い。
3 症状が軽減したとしても、残薬があれば薬物の服用を継続する。 ※再発のリスクなど
4 水分摂取をこまめにする。※細菌の排出を促す
※尿路感染症の「尿路」=体内で産生された尿が体外に排泄されるまでの通り道 腎臓(腎盂)、尿管、膀胱、尿道
腎盂腎炎=腎臓の内部(腎盂という尿の集まる部分)に細菌が感染して炎症を起こす病気
グラム陰性桿菌(かんきん)=グラム染色で赤色に染まる、棒状の形態をした細菌
グラム染色=検体中に存在する細菌を「青色」と「赤色」に染め分ける染色法
<おことわりとお願い>
的を射ていない解説もあるかと存じます。
疑義がある場合は、教科書などで、ご自身でお調べ願います。
※お知り合いに准看試験受験の方がいらっしゃいましたら、当ブログをご紹介願います!
あなた様のご健康、学業成就、ご活躍を祈念しています(ぺこり)!
ブログ内に広告は出てきますが、収益化はしておりません。
