問題 11 疾患と主な食事療法の組合せで、誤っているものを一つ選べ。
1 慢性腎臓病 ―― 食塩制限
2 うっ血性心不全 ―― エネルギー制限
3 胃・十二指腸潰瘍 ―― タンパク質制限
4 膵炎 ―― 脂肪制限
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・正解 3
1 慢性腎臓病 ―― 食塩制限
2 うっ血性心不全 ―― エネルギー制限
3 胃・十二指腸潰瘍 ―― 消化の良い柔らかい食事を少量ずつ、数回に分けて摂取する
4 膵炎 ―― 脂肪制限
※うっ血性心不全=心臓のポンプ機能が低下し、全身の血液循環量が不十分になる病気
潰瘍=皮膚や粘膜がただれて、深くえぐれた状態
問題 12 タンパク質について、誤っているものを一つ選べ。
1 炭素、水素や酸素以外に窒素を含んでいる。
2 アミノ酸で構成されている。
3 胃内でペプシンにより分解される。
4 タンパク質1gあたりの熱量は9kcaℓである。
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・正解 4
1 炭素、水素や酸素以外に窒素を含んでいる。
2 アミノ酸で構成されている。
3 胃内でペプシンにより分解される。
4 タンパク質1gあたりの熱量は4kcaℓである。
※タンパク質・炭水化物1gあたりの熱量=4kcaℓ
脂質1gあたりの熱量=9kcaℓ
タンパク質=筋肉や臓器、皮膚、毛髪などの体を構成する成分 アミノ酸が鎖状に多数結合してできた高分子化合物
問題 13 貧血と主な治療薬の組合せで、正しいものを一つ選べ。
1 鉄欠乏性貧血 ―― エリスロポエチン
2 悪性貧血 ―― 鉄剤
3 溶血性貧血 ―― 副腎皮質ステロイド薬
4 腎性貧血 ―― ビタミンB12製剤
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・正解 3
1 鉄欠乏性貧血 ―― 鉄剤
2 悪性貧血 ―― ビタミンB12製剤
3 溶血性貧血 ―― 副腎皮質ステロイド薬
4 腎性貧血 ――エリスロポエチン
※貧血=血液中のヘモグロビン(酸素を運ぶタンパク質)が減り、全身に酸素が十分に行き渡らなくなった状態
問題 14 麻薬について、正しいものを一つ選べ。
1 麻薬の取扱いは覚せい剤取締法で規制されている。
2 麻薬を取扱うことができるのは、医師のみである。
3 麻薬は鎮静薬として頻回に使用するため、通常の薬品棚に保管する。
4 濃度の低い1%以下のコデインは、麻薬として扱われない。
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・正解 4
1 麻薬の取扱いは麻薬及び向精神薬取締法で規制されている。
2 麻薬を取扱うことができるのは、医師、歯科医師、獣医師、薬剤師などである。
3 麻薬は鎮静薬として頻回に使用するが、麻薬用の固定された金庫などに保管する。
4 濃度の低い1%以下のコデインは、麻薬として扱われない。
※麻薬=強い鎮痛作用や麻酔作用を持つ薬物 依存性や中毒性がある
コデイン=主に咳を抑える目的で使用される医療用の医薬品成分
鎮静と鎮痛の違い=鎮静は意識レベルを下げることで苦痛や不安を和らげる(ウトウトした状態) 鎮痛は意識を保ったまま痛みを軽減すること
問題 15 疾患と主な治療薬の組合せで、正しいものを一つ選べ。
1 不安神経症 ―― ニトログリセリン
2 結核 ―― イソニアジド
3 狭心症 ―― ファモチジン
4 消化性潰瘍 ―― ジアゼパム
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・正解 2
1 不安神経症 ―― ベンゾジアゼピン系抗不安薬など
2 結核 ―― イソニアジド
3 狭心症 ―― ニトログリセリン
4 消化性潰瘍 ―― プロトンポンプ阻害薬など
※結核=結核菌が原因で主に肺に炎症を起こす感染症
狭心症=冠動脈が何らかの原因で狭くなり、血液が不足し、心筋が酸素不足に陥り、胸の痛みが生じる 梗塞(壊死が起こった状態)を伴わない
潰瘍=皮膚や粘膜がただれて深く傷つき、えぐられた状態
問題 16 腫瘍について、正しいものを一つ選べ。
1 良性腫瘍は浸潤性増殖をする腫瘍である。
2 肉腫は上皮性組織から発生したものである。
3 リンパ行性転移はがん細胞がリンパ管に侵入し、所属リンパ節や遠隔のリンパ節に 転移巣をつくる。
4 胃や腸などのがんがダグラス窩に転移するものをウィルヒョウの転移という。
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・正解 3
1 悪性腫瘍は浸潤性増殖をする腫瘍である。
2 肉腫は非上皮性組織から発生したものである。
3 リンパ行性転移はがん細胞がリンパ管に侵入し、所属リンパ節や遠隔のリンパ節に 転移巣をつくる。
4 胃や腸などのがんがダグラス窩に転移するものをシュニッツラー転移という。
※腫瘍=細胞が異常に増殖してかたまりになったもの
上皮性組織=体の表面や内臓の表面を覆う細胞
非上皮性組織=筋肉、脂肪、骨、血管など
ダグラス窩=女性の直腸と子宮の間にある腹膜で覆われた深い窪み
問題 17 肺炎について、誤っているものを一つ選べ。
1 間質性肺炎の線維化が著明な場合を肺線維症という。
2 肺胞性肺炎は広がり方により、大葉性肺炎と気管支肺炎に分類される。
3 肺胞性肺炎の主病変は肺胞壁にみられる。
4 ウイルスやマイコプラズマ感染は、間質性肺炎の原因になる。
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・正解 3
1 間質性肺炎の線維化が著明な場合を肺線維症という。
2 肺胞性肺炎は広がり方により、大葉性肺炎と気管支肺炎に分類される。
3 肺胞性肺炎の主病変は肺胞腔内にみられる。
4 ウイルスやマイコプラズマ感染は、間質性肺炎の原因になる。
※間質性肺炎=肺が硬くなり、酸素を取り込みにくくなる病気
著明(ちょめい)=非常に明らかなこと
肺胞性肺炎=肺の末端にある肺胞に炎症が起きる肺炎の総称
問題 18 胃がんについて、正しいものを一つ選べ。
1 早期胃がんは固有筋層までにとどまるものをいう。
2 胃がんの低分化型腺がんは高齢者に多い。
3 胃がんの肉眼分類は凹んでいるか、平坦か、盛り上がっているかにより分類される。
4 胃がんの高分化型腺がんのうち、線維化を伴うものをスキルス胃がんという。
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・正解 3
1 早期胃がんは胃壁の粘膜下層までにとどまるものをいう。
2 胃がんの低分化型腺がんは若年者、特に女性にやや多い。
3 胃がんの肉眼分類は凹んでいるか、平坦か、盛り上がっているかにより分類される。
4 胃がんの未分化型腺がんのうち、特にがん細胞がびまん性に広がり、線維化を伴うものをスキルス胃がんという。
※がん=悪性腫瘍 細胞の遺伝子に傷がつき、無秩序に増殖するようになった病気(細胞分裂の際の遺伝子コピーミスによる変異が積み重なる)
問題 19 肝疾患について、誤っているものを一つ選べ。
1 A型肝炎は経口感染によって発症する。
2 B型肝炎ウイルスの無症候性キャリアは、慢性肝炎を発症することがある。
3 C型肝炎のほとんどは急性肝炎として経過し、慢性化することはない。
4 肝硬変により門脈圧が亢進し、食道静脈瘤を形成することがある。
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・正解 3
1 A型肝炎は経口感染によって発症する。
2 B型肝炎ウイルスの無症候性キャリアは、慢性肝炎を発症することがある。
3 C型肝炎の一部は急性肝炎として経過するが、約75%が慢性化する。
4 肝硬変により門脈圧が亢進し、食道静脈瘤を形成することがある。
※肝疾患=肝臓の細胞に炎症や障害が起こり本来の機能が低下する病気の総称
亢進=通常より活発になること 病状が進行、激しくなること
問題 20 免疫について、正しい組合せを一つ選べ。
a マクロファージは食作用をもち、病原菌を細胞内に取り込み、殺菌し消化する という感染防御を行っている。
b 抗体が関与する免疫反応を細胞性免疫という。
c 赤痢は感染後にかなり強い病後免疫ができる。
d エイズはHIV感染により、免疫グロブリンの産生を促す免疫担当細胞(T細胞)が 破壊され、免疫不全状態になる。
1 a、b 2 a、d 3 b、c 4 c、d
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・正解 2
a マクロファージは食作用をもち、病原菌を細胞内に取り込み、殺菌し消化する という感染防御を行っている。
b 抗体が関与する免疫反応を液性免疫という。
c 赤痢の病後免疫は原因となる赤痢菌の種類(血清型)によって異なる。
d エイズはHIV感染により、免疫グロブリンの産生を促す免疫担当細胞(T細胞)が 破壊され、免疫不全状態になる。
※液性免疫=体液中に存在する抗体が、異物(抗原)に結合して排除
赤痢=赤痢菌を病原体とする腸管感染症 発熱、下痢、腹痛、血便などが主な症状
<おことわりとお願い>
的を射ていない解説もあるかと存じます。
疑義がある場合は、教科書などで、ご自身でお調べ願います。
※お知り合いに准看試験受験の方がいらっしゃいましたら、当ブログをご紹介願います!
あなた様のご健康、学業成就、ご活躍を祈念しています(ぺこり)!
「ブログ内に広告は出てきますが、収益化はしておりません。」
