みつみや大腸肛門クリニックでは大腸内視鏡検査後の患者さまに、痛みのスケールを用いたご評価をいただいています。5月7日のオープンから7月14日までの約2か月間で大腸内視鏡検査を受けられた42名の患者さまからのご評価です。





大腸内視鏡検査アンケート





まず、セデーションを希望された方が21名(50%)おられました。ドルミカムを2.5~4mg(ほとんどは2.5~3mg)とオピスタンを35mgの投与です。セデーションを施行しても、数名の患者さまは挿入から覚醒しており、約半数の患者さまが観察からは覚醒しておられました。





痛みスケールの0~1で32名(76.2%)、0~2で37名(88.1%)でした。痛みのスケール4の患者さまの1名は婦人科手術×複数回、もう1名は裂肛に伴う肛門部の痛みでした。痛みのスケール3の患者さまの1名は痛さではなく気持ち悪さに対するご評価でした。また、痛みのスケール2~4の患者さまは、婦人科疾患術後の患者さまと神経症を合併した過敏性腸症候群の患者さまがほとんどでした。





もっと、もっと、痛くない大腸内視鏡検査を目指しています。検査後の楽さも考えるとセデーションのアップよりも、自らの技術のアップで、すべての患者さまに痛みのスケール0~1の評価をいただける日を信じて、日々、努力していきます。





わたしだって痛いのは嫌ですし、帰ってから美味しくご飯を食べたいですもんね。