心を合わせると | ジャージカウンセリング コバのブログ

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僕は23才のころバンドをやっていました。

毎週月曜の夜スタジオを借りて、その時通っていた ミュージックスクールの仲間と一緒に練習をしていました。
仲間と言ってもほとんどのメンバーは30才前後で、その時の僕より能力も知識も経験も才能も全然かなわない人ばかりとやっていました。

その当時の僕はほんとヘッタクソで、あ、今もですが、とにかく歌いたいだけ、演奏したいだけでやっていて、よくみんな付き合ってくれていたな~って感じでした。

いや~今思い出しても恥ずかしい~



その時バンドでやっていた曲にスタンド バイミーというのがあります。

ご存知の方も多いですが、メロディもコード進行も至ってシンプルなのでとても演奏しやすい曲です。

初めてバンドのメンバーとスタンドバイミーをスタジオで演奏を合わせみた時のことですが、

何回合わせても、全く合わない。
いくら下手くそでも、一応練習してきたのでキー(音階)とかコードとかは合っているハズだけどなんか違う…

よくよくみんなの話しを聞いてみると謎が解けました。

僕が演奏しようとしていたのは
ジョンレノンが歌っていたスタンドバイミー。

ところがみんなが演奏しようとしていたのはBen E King のスタンドバイミー。

同じ曲でもアレンジもテンポも違っている…

スタンドバイミーを演奏したいと言ったのは僕なんですが、勝手にジョンレノンのアレンジでやると思い込んでいて、メンバーにそのことを伝えていませんでした。

でもメンバーは、スタンドバイミーといったらBen E Kingでしょってことでそっちで演奏していました。


なんかマヌケな話しだけど…

自分がどうしたいか伝えないと自分もみんなも残念な感じになってしまう。

そして、仲間で何かやるときはみんな共通のイメージが持てるようにする。

そんなことを学びました。