まともな独立国には外国軍基地はいらない | 小林興起オフィシャルブログ「世直しブログ」Powered by Ameba

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去る4月28、これまでの政治団体「つばさ日本」を発展的に解消し、新たな政治集団「国民党」を立ち上げたところである。この党の立党の主旨は、サンフランシスコ平和条約発効の日である4月28日に立ち上げたことに象徴されるように、日本の真の独立を実現することである。それは自分の国は自分で守るという事であり、その本質はまさに外国基地を撤廃していくことにある。そのために、戦後70年経つ今もなお外国の軍隊がこの国のあちらこちらに置かれているという哀れな実態を直視し、日米地位協定の改定を含めて米軍基地返還運動を国として本格的に展開していかなければならない。
去る5月21日、厚木基地の周辺地域の住民が騒音被害を国に訴えた厚木基地訴訟の判決で横浜地裁は深夜から早朝の自衛隊機の飛行差し止めを国に命じたという報道があったが、しかし、よくよく記事を見ると現状でも自衛隊機は夜間は飛行を控えており、実際の騒音被害は、地元住民の声を無視して夜間も飛行を続けるより騒音の大きい米軍機の為だという事がわかる。
米軍に対しては結果的に損害賠償も請求できないし、また、差し止めも請求できない為に実際はこの騒音被害は防止する見込みがないという事が解説されていた。まさに、ここにこの日本の悲劇が存在していると言わなければならない。
米軍は日本のために存在しているのではなく、米国のために存在しているという事を国民が知る時に、やはり騒音被害を起こし地域住民を悩ませてまで米軍基地が置かれ、そして地域住民の声を全く無視するという形で勝手に飛行演習をしているということに対して、今こそ米軍基地返還の運動を起こすことは、まず地域住民のためにも大いに役立つ。そして、これは当然、全国民の問題であり、この日米地位協定の不公平さを国民ひとりひとりが肌で感じる時、初めて誇れる日本を創っていく事ができる機運が醸成されるはずである。
新たに誕生した「国民党」は、まさに日本国の再生、この国の独立自尊を目指して国民の皆様のご理解を深めていただきながら、発展を図っていきたいと考えるところである。