Captain’s Eye ~小林宏之 コラム~ -5ページ目
October 01, 2018

台風24号が去って

テーマ:コラム

台風24号が去って

台風24号が足早に日本列島を縦断して、各地で爪痕を残して去っていきました。今回の24号は、当初沖縄付近を北西に進む予報であったが、沖縄付近から北寄り、そして北東の進路へと方向を変えて、日本列島を縦断することになりました。台風の動きは高気圧と上空5000m付近の偏西風との力関係に影響されます。今回、進路を北西から北、そして北東に変わったのは、偏西風の力が強く影響したためと考えらます。次の台風25号も、このままの気圧配置、偏西風の位置が続くと、24号と同じコースを辿る可能性があります。今後の偏西風と太平洋高気圧の動きに注意が必要です。

ところで、今回の台風では、鉄道、航空会社とも早めに運休、欠航を決めました。自然災害によるダメージを最小限に止めるには、早めの決断が鍵を握ります。結果論的に、「そんなに早々と止めなくても良かったのに」という非難を受けたとしても、危機管理の視点から言えば、今回の鉄道各社、航空会社の決断は良かったと思います。危機に遭遇した際には、「嫌われる決断」が、最悪の事態を防ぐ確率が高くなります。

今回も停電が各地で発生しました。電気や水など、通常あって当たり前のこと、ものほどそれが無くなってはじめて、その有難さが身にしみて分かるものです。

参考までに、停電や自然災害に備えて、私は鞄の中には次のようなものを入れて外出します。懐中電灯、充電済みの予備の携帯電話とスマホの充電器、携帯ラジオ(災害時にはNHKラジオの情報が信頼できる)、家族など必要な携帯番号、電話番号を書いたメモ)、公衆電話用の10円硬貨数枚(携帯電話が繋がらない場合でも固定電話は繋がることがある)

平時においては、これらのものは無用なものばかりです。しかし、危機管理には無駄が必要です。

 

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