時間の捉え方には二つあることを、今一度確認したい | Captain’s Eye ~小林宏之 コラム~

時間の捉え方には二つあることを、今一度確認したい

時間の捉え方には二つあることを、今一度確認したい

古代ギリシャ語には「時間」という概念にはクロノス(χρόνος)>とカイロス(καιρός)の二つがある。クロノス物理的は時間で、例えば単に「今日8時間勤務する」という捉え方である。カイロスは意識、意味をもった主観的な時間で「今日働く8時間に意味を持たせて、時間の使い方、行動に優先順位を持たせる」時間の捉え方である。

クロノスは、戦後70年続いた日本の労働慣行の時間の捉え方である。この4月に施行された「働き方改革」を機に、時間の使い方をカイロスの捉え方に改革すべきであるのに、日本の社会は残念ながら、まだそこまで至っていないことを証明したのが、台風15号が去ったあとの通勤客の姿であった。時間に意味、行動の優先順位を付けることにより、成果、OUT PUTが確実に向上するはずである。日本の社会全体で、このことに早く気付き、真の改革を実行することを期待したい。