コミュニケーションの不具合による危機を防ぐ | Captain’s Eye ~小林宏之 コラム~
April 11, 2018

コミュニケーションの不具合による危機を防ぐ

テーマ:コラム

コミュニケーションの不具合による危機を防ぐ

私は、講演や著書の中で、危機管理5原則の一つに「危機管理とコミュニケーション」をあげています。コミュニケーションの目的は「情報の共有」と「意図の共有」であり、コミュニケーションの不具合を防ぐためには、より具体的な言葉を使うこと、そして指示は名詞だけでなく、動詞も使って明確に指示することを強調している。

最近の国政の危機を招いている要因のひとつとしてまさに「意図との共有」と「指示は名詞だけでなく動詞も使って明確に」できていないために、国会で問題となっている事例がある。自衛隊のイラク派遣の際の活動報告(日報)について、その探索を求めた際に、当時の稲田防衛大臣が「イラクの『日報』は本当にないか、と疑問を投げかけただけあったようです。このとき「イラクの『日報』を徹底に探索しないさい」と指示すべきであった。また、稲田大臣から疑問を投げかけられて防衛省の官僚が、防衛省の一部部署に送ったメールの内容も、具体的に指示をしていないものであったと報道されています。そして、シビリアンコントロールがなされていない、とか自衛隊の隠蔽体質といった報道がなされていますが、本質は危機管理5原則のひとつである「確実なコミュニケーション」がなされていない」という単純なことができていないかと思います。私たち民間人も、この教訓を「他山の石」とせずに仕事にも日常生活にも活かしていきたい。

 

       

        

 

 

 

 

 

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