最近読んだ本たち

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最近読んだ本たち。
早瀬耕著「未必のマクベス」

東南アジアを舞台にした異色の犯罪小説であり、
恋愛小説。
沢木耕太郎著「深夜特急」のアジア編の空気感と似ている。
何気ない出張から始まった旅の終着点に、溜息。


「朝が来る」でファンになった辻村深月さん
「噛みあわない会話と、ある過去について」
こちらは、短編集。
過去の会話や出来事は、
個々に作り上げられるものだと。
その噛み合わなさと復讐の物語2編は、
すごくドラマチックだけれど、こういうこと、
多かれ少なかれあるなあと、共感の嵐。


惜しくも芥川賞を逃したものの、評価が高かった
町屋良平著「しき」
高2男子の青春を、
独特の文体で綴った小説。

いまの、高校生の頭の中を
リアルに覗いているような感じがあって。
深く考えているようで、単純だったり。
切り替わりが早かったり。
大人の言葉に励まされたり。

読み始めは、平仮名の多い独特な文体に慣れなかったけれど、読み進めるうちに感覚が若返っていくような。脳のアンチエイジング的な。
気づけば、高校生の時に感じていた風が吹き抜けるような。
非常に清々しい読み心地でした。

以上、ジャンル、バラバラですが、
最近読んだ小説をお送りしました。


よき、三連休の最終日を。