あの頃の営業職は私にとって、生活の手段の職業で、シングルマザーとして

 

覚悟の選択だった。今の私だったら、もっと楽しんで営業職をやっていたかも

 

しれない。ひたすらコツコツと仕事をやる。結果が出るまであきらめない。

 

誠実さと忍耐の塊みたいな(笑)そんな人を頑張ってやっていました。

 

最近のできる営業マンは、一切自分の営業をしない。でも、ひたすら人の喜ぶ

 

ことを毎日やっていたら、いつの間にかどんどん仕事が契約できて、日本一の

 

営業マンになれたと聞いた。人の悩み事を聞いたり、自分のできる範囲で

 

助けてあげる、力になって喜んでもらう。ただそれだけ・・・凄い~。

 

私はそんな真似はできないけれど、人を大切にすることはできていたと

 

思う。そんな、昭和なやり方で生きていたわたしにも「夢」はあった。

 

お金を稼ぐこと以外に、住みたい家があった。ずっと建築業界を見ていて

 

こんな家に住みたいという強い願望が目覚めた。それは私にとって理想の

 

究極の家→ ログハウスだった。すべて木で組まれた、耐震も強く、

 

夏は涼しく、冬は暖かい高気密性な家。自然の中にいるような森林の香り。

 

私のやっていた営業の建築とは違う物。そのログハウスにあこがれ、いつか

 

ログハウスに住みたいと願い、目標にしていたあの頃。

 

息子が小学生5年生の時に離婚をして、営業職を長く続けていたけど

 

男性社会の世界でいじめを受けたり(今ならパワハラ)で転職もした。

 

                               つづく・・・