AG14 かり 45円 1955.4.20 グラビア印刷
料金に変更はなく用紙の改良で発行された航空書簡で、これまでの地紋印刷を止め灰味青色着色用紙が使用された。これによりペン書きでもインクを弾くこともなくなった。
1955.11.26には更に表面にカレンダーを掛け表面を平滑にした艶紙を発行した。
この航空書簡よりグラビア印刷に変更したので平滑紙のほうが印刷効果が良い。
このAG14には蛍光インクが使用されたものがあり、ブラックランプを照射するとオレンジ色に輝く。(1960.5~1961.10の使用データ)
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最近杉原正樹氏の報告で枠内横寸法が134〜136ミリの4種に分類された。
用紙の改良というのは、従来の白紙に淡青の地紋印刷では通信文が透けて見えてしまうので、途中から地紋の色を濃くしたが十分ではなかったようで、今回着色紙に変更したのではないか。
告示には理由は書かれていないがこれ以後の航空書簡は全て青色着色用紙が使用された。
今日の花
秋に撮った花でクルマバナという

