TPP交渉参加に向けて① | 小林鷹之 オフィシャルブログ Powered by Ameba
2011-12-01 12:36:21

TPP交渉参加に向けて①

テーマ:ブログ

こんにちは。

自民党千葉二区支部長の小林鷹之です。



いよいよ師走に入り、忘年会のシーズンですね。

今年を振り返ると、忘れようとしても忘れられない一年でした。

足元では空気が一段と冷え込んでまいりました。被災地東北を含め、全国的な電力供給が心配です。みなさまも、防寒対策には気をつけて下さい。


さて、年末に向けて政府内では来年度予算案の編成作業が佳境を迎えています。

今年は、社会保障と税の一体改革のとりまとめがありますから、目が離せません。


その傍らで、TPP(環太平洋戦略経済連携協定)の交渉参加に向けた動きが進み始めました。このTPP交渉参加の是非について、国論はもとより、与党・民主党も、私が所属する自民党も、党内の意見が割れています。

私自身は、少なくともTPPの「交渉プロセス」への参加をためらうべきではない、とのスタンスです。先日の野田総理の決断については、所属政党は異なれど一定の評価をしております。


私には、自由化という世界の大きな流れに対してただ抗う行為が、この島国ニッポンの未来を切り拓くことになるとはどうしても思えません。むしろ、その流れの中に飛び込み、もがきながらも活路を切り拓いていく姿勢こそが、我が国の産業構造の効率を引き上げ、世界との競争に打ち勝ち、もう一度世界に誇れる日本を創っていくためには欠かせないと考えます。


「情報が不足している」、「一度交渉に参加すれば二度と交渉から撤退することはできない」、「アメリカの陰謀である」そんな声も聞こえます。


確かに情報が不足しているのは事実です。

しかし、外交の現場にいた私自身の経験に照らしても、本当に重要な情報は交渉プロセスに入らなければ入手困難です。交渉に参加していない以上、情報が不足しているのは当然のこと。むしろ、情報を入手し、ルールを自らの国益に資するように創っていくためにも、交渉への参加をためらうべきではありません。


交渉に一度加われば撤退できないとの懸念については、少なくとも、我が国が主権国家としての矜持を抱いていれば、このような議論は出てこないはずです。交渉に途中から参加する、或いは、撤退するとの判断は、我が国が独断で堂々と下すべきであって、他国にとやかく言われる筋合いのものではありません。農業の未来であれ、国民皆保険制度であれ、死守すべきものを守れないと判断するのであれば、その時点で撤退すればいいだけの話です。


アメリカの陰謀であるとの主張については、そもそも陰謀などではありません。各国が国益を剥き出しにしてぶつけ合うプロセスが外交である以上、アメリカを含めた他の国が我が国に対して多くの要求をしてくるのは必然の理。我が国としても他国に対して多くの要求をぶつければ良いのです。


むしろ、今回我が国が、TPPそのものならまだしも、その交渉にすら参加しない、と表明したとすれば、これまで我が国が是としてきた自由化に対して後ろ向きであるとのネガティブなメッセージを世界に対して発することになってしまいます。これは明らかに国益上マイナスです。


(続く)

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