渋滞の合間をぬって帰省GWライフ 5/2-3 下巻 | kobacabana 3.0

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音楽、食、酒、街、男と女・・・・
日々に感じる雑感を
懸命にまとめています。

この宿は益々進化しているように思う。
ロビーには書棚があり、日本の民藝の世界を
ゆっくりと体感できる仕組みだ。
 
宿泊ロビーの廊下の隅に、これが。
何と、父が愛用したデスクと同じモデルが。
松本民藝家具を徹底して利用している姿勢が伝わる。
 
 

 
朝食もすばらしい、のひとこと。
アメリカのあの「餌(えさ)」のような朝食とは、
比較にもならないほど、健康的で、そして、味わい深い。
 
左手前から、味噌漬けのローストポーク、
サバの塩焼き、おから煮、きんぴらごぼう、
厚揚げの味噌煮、
右手前からセロリの味噌和え、
小松菜と生揚げの和え物、
ひじき、大根おろし、そして奥はサラダ。
5種類の手作りドレがあり、わさびドレッシングを選択、○。
 
 
 
出汁巻きは、もちろんお手製、
蕪の漬物、そして名物の野沢菜。
 
 
 
 
炊き込みご飯は土鍋で炊かれており(当たり前と言えば当たり前だが)、
ご飯の粒が立っており、こだわりが伝わる。
味噌汁はなめこと小松菜、そして、えのきが入って具沢山。
 
そして、白米でお召し上がりを、とあったのが、
このホテルお手製のビーフカレー。これがまた・・・・・美味すぎ。
 
 
 
風呂に入り、家族が荷物整理している間、朝寝。
ここのところ忙しかったので、疲れが相当に溜まっているのか、
1時間、爆睡。
 
チェックアウトして、食器屋へ。
実家のは、殆どここで調達したもの。
僕の自宅でも、それを引き継ぎ、ここのものが、多い。
 
 
 
 
 
松本民藝家具の店にも行く。
が、家具は頻繁に買うものではないので、
新作を眺めるなど、冷やかし程度で店を出る。
 
母が結納で使ったという老舗の中華料理屋T屋の
息子さんが別の場所で出店したというここへ。
調べておいて、良かった。母も相当に喜んだはずだ。
 
どうでもいいことだが、
池波正太郎もこの地へ来るたびに、T屋に足を運んだと言う。
 
帰りは、運転手に長距離を任せることにして、
僕は、ウーロンハイでご満悦。
 
 
鳥レバと砂肝の煮込み。味が染みこみ、酒が進む。
 
 
酢豚。ケチャップを使わないのが、広東風だとか。
美味しい。。。。。酸っぱ過ぎが、イイ・・・・・・
 
 
娘はどこに行っても、中華ではチンジャオルースーを頼む。
これも、美味すぎである。これじゃ、
この郊外、いや、田舎?でも、満席になるはずだ。
 
 
 
チャーハンもパラパラとしていて、
調理のテクがわかろうというもの。
 
 
ラーメンは、素麺とトッピングを分けて出される。
透き通った、ブイヨン。
 
 
 
その後、味噌屋さんに寄って、信州味噌の調達。
あれこれと試食させて頂き、1時間もゆっくり物色させてもらう。
 
さて、そろそろ帰宅。
 
酒も抜けたことだし、
ハンドルを握る。眠くなったら、
運転手に任せれば、良い。
 
運転中、顔パックをして走る。
美顔、になりたい、一心である。
 
高速道路も一切渋滞が無く、二時間半で実家に到着。
 
母を実家でドロップし、自宅マンションへ帰宅。
 
たまった新聞を読みながら、また、ビール、焼酎。
 
親孝行も出来たかな?
自分としても、楽しめたかな?
 
などと、満足感に満ちて、眠りの淵に、落ちる。