とにかく、面白い。
75歳を過ぎた義父、
78歳の女将、
アラウンド・80'sのご高齢の客たちの話が、余りに刺激的で、抱腹絶倒である。
「♂さん、○のお客の♀ちゃんを口説いたって、あれから、どうなったの?」
「♂つぁんは、♀美さんを公園に呼び出し、抱き合ってたって、もっぱらの、噂だよォ」
「♂さんがくれた林檎食ったらお腹下して、何てったっけか、その、発病」
僕「げりんご」
周り「(笑)それ、それ、そんなもんじゃ」
「あの三味線の♀先生、肌艶いいけど、80越えて、あれは、逆に、おばけよねェ」
「あの♂ったら、柿の種しか頼まないんだから、せこいのなんのって」
「そんなにマヨネーズかけるもんじゃないよ、あんた、それにも金かけてんだから!」
「○ヶ丘の♀子は、地主の♂助、質屋の♂郎、寿司の♂雄と、取っ替え引っ替えで、巻き上げてもへっちゃら。
でもって、皆、すぐに死んじまうのよ」
青葉区内の居酒屋O。70歳で青二才扱い。
噂話と陰口は一切関わらないのが僕の信条だが、ここまでご高齢が、元気に語り合っているのを見ると、微笑ましくなる。
登場人物が、みな、アラウンド80's。
みな、元気である。