春の嵐の後は桜舞い散る季節を迎えていますが、皆さんはいかがお過ごしでしょうか。



我が家の前の公園の桜は一気に散ってしまいました。


グラウンドゴルフの練習場の桜はソメイヨシノから八重桜へと移りつつあります。


我が家の庭の芝は冬眠から覚めて褐色から若い緑色に変わり始めました。


そして4月16日はシニアクラブの新年度の総会が予定されています。


そんな総会の準備中に起きたシニアクラブ役員会での出来事を今回はお送りしたいと思います。





ソメイヨシノと八重桜共演のグラウンド


 




失敗した時はその後が大事



これはシニアクラブ役員会における私の失敗談です。


シニアクラブの総会に向けての新年度予算案の議論の時に起きた出来事です。


会計担当者から新年度の予算案の説明がありました。


その中で私の担当する健康活動費が、前年の7万円から5万円に大幅に減額されているのを知りました。


今年度は新たにスポーツ大会が加わるので、本来であれば前年増を予測していたので驚きました。


当然私はその理由を聞いたのですが、各種大会のための練習会の賞品代をやめるとの説明でした。


予算額の具体的な数字の内訳が欲しかったのですが、その説明がなかった事と練習会の賞品等の削除について何も担当者の私に相談されていなかったので、不満な私は会計担当者に対して感情的な物言いになってしまいました。


会議の雰囲気は一転して悪くなり、会長からはこの件は次回までに両者で詰めてほしいと依頼されてしまいました。


会議後他の役員からは大丈夫?と声をかけられましたが、その日は会計担当者と話をすることなく解散となってしまいました。


私の失敗の中によくあるケースです。


熱くなり感情的な強い言い方をしてしまうことです。


分かっているのですが、なかなか冷静に対応できません。





青くなり始めた芝生





どう解決修復するのか?



このまま放置しておけば、会計担当者から連絡が来ることはないのは分かっています。


こちらから連絡をして解決するしか方法はないと考えました。


そこで1日置いてこちらから電話連絡を取りました。


会計担当者も不慣れな中、一生懸命に予定案を作ったのは間違いないと思います。


そういった意味でリスペクトのない発言をしてしまったことをまず詫びました。


相手も気持ち良く承諾してくれたので、具体的な予算案についての話に入ることができました。


大会前の練習会の賞品代については、昨年までは今回辞めた役員が買って用意してくれていたのですが、いなくなったためこの機会に辞めたいという話でした。


要は自分たちが賞品を買いに行きたくないというのです。


そういうことなら私が賞品は用意するという条件で承諾を取りました。


最終費用は5万円から7万円に修正になり合意に至りました。





新しい葉が伸び始めた笹






逆境こそチャンスと捉える 



これは私のポジティブシンキングの基本思考の一つです。


今回の件は逆境とは言いませんが、失敗した時はその後の対応が展開に大きな影響を及ぼすのは間違いありません。


事態を放置するとより悪い方に向かいます。


ですからしっかりと失敗した原因を考えて、前向きに行動をとることが大事だと思います。


言葉遣いも気持ちが出るので大切です。


もともと会計担当者とは仲は良かったのですが、この件を経てよりいい関係になれたと思っています。






公園の散る前の夜桜













春らしくなった富士山(4月10日)





春本番を迎えています。


寒暖差の激しい天候が続くようです。


油断することなくまた来週元気にお会いしましょう。



コバ #  8 - 15



今週の表紙は、優しく垂れ下がった桜が美しく振舞う人のように感じるシダレザクラ(枝垂れ桜)を選んでみました。


花言葉は「優美」「ごまかし」「純潔」「精神の美」「淡泊」です。