東海汽船の定期船「さるびあ丸」(東京〜大島〜利島〜新島〜式根島〜神津島航路)が週末の土日に横浜大さん橋に寄港することから、横浜大さん橋〜東京・竹芝の夜景を楽しむ片道クルーズ「東京湾夜景クルーズ」が実施されています。横浜〜東京は通常2等船室で1550円ですが、東京湾夜景クルーズだと料金も1000円とリーズナブルで1時間30分の船旅が楽しめます。しかし、船室には入れず共有スペースのみ利用できます。それでも、船内のレストランも利用できデッキでは温かい軽食やドリンク・アルコールも販売されます。東京湾夜景クルーズのウリは、東京湾の2大ブリッジ(ベイブリッジとレインボーブリッジ)をくぐり羽田空港へ離発着する航空機や横浜と東京の夜景を海上から楽しめMCによる案内も行われます。

18時10分に横浜・大さん橋を出航する予定でしたが、強風により1時間遅れて横浜・大さん橋に入港するとのことで大さん橋の「くじらのせなか」と呼ばれる大さん橋の屋上から横浜の夕暮れから夜景を見ながら過ごしました。大さん橋からも見える富士山も、周辺の高層ビルやマンションの建設で数年後には見えなくなってしまうのかもしれません。

 

夕暮れの横浜

 

18時50分に横浜・大さん橋に伊豆諸島からやってきた「さるびあ丸」が入港しました。出港は19時10分で21時頃に東京・竹芝客船ターミナルに到着となります。先に横浜で下船するお客様が下船後に船に乗船します。デッキで夜景を撮影していたらいつの間にか出港していて気がついたら大さん橋から船がどんどん離れてました。

横浜ベイブリッジをくぐり沖合へ出ると、強風と寒さでデッキにいる人も減ってきます。それでも沖合から横浜・川崎の工場夜景や東京湾アクアラインなど見所満載です。夜間なので撮影してもブレてしまうので自分の目で見ることしかできないのは残念です。

 

大さん橋に入港する「さるびあ丸」

大さん橋を出港

横浜ベイブリッジ

 

羽田空港周辺は船舶も沖合を航行するため、空港は明かりしか見えませんが船の上空を離発着する航空機を見ることができます。羽田沖から東京西航路へと入ると東京港のコンテナ埠頭が見えてきます。オレンジ色に照らされる大井埠頭と青海埠頭や品川周辺のビル群と芝浦のタワーマンション群が見えてきます。船からは自宅のマンションも見えます。

 

 

そして最後にレインボーブリッジとお台場が見えてくると遠くに竹芝客船ターミナルも見えてきます。東京の中でも開発がすすみ多くのタワーマンションが立ち並び海上から見る景色は陸地から見るのとは違っていて新鮮です。最初は数羽のカモメが近づいてきたのですが気がついたら大量のカモメが船に近づいてきてかなり驚きました。1時間30分ですが、東京湾の夜景を見ながらのクルーズは寒いですが楽しめました。あと2週間あまりで終了する予定ですが、東京湾の夜景クルーズを楽しんでみてはいかがでしょうか。

 

レインボーブリッジと東京の夜景

竹芝客船ターミナルに到着