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精油(エッセンシャルオイル)は、植物の花、葉、果皮、樹皮、根、種子、樹脂などから抽出した天然の素材です。
有効成分を高濃度に含有した揮発性の芳香物質です。
精油と呼ばれることもあるエッセンシャルオイルは、マッサージやアロマバス、または吸入して使用します。吸入、内服、または浴槽に入れて使用することで心身を改善する効果があります。
エッセンシャルオイル(精油)が精神と身体に効果がある理由
脳に運ばれた香りの情報は大脳と視床下部に伝わります。エッセンシャルオイル(精油)に心理的作用がある理由は、大脳基底核にある海馬に、エッセンシャルオイル(精油)の香りが伝わり、「懐かしい」「幸せ」「嬉しい」といった記憶と結びつくからだと言われています。
記憶が蘇って、精神的にリラックスすることができます。身体的作用がある理由は、視床下部から脳とその他の部位へ香りの情報が伝わり、エッセンシャルオイル(精油)の薬理効果によって様々な生理作用を起こすからだと言われています。
エッセンシャルオイルの効果
- ストレス、不安、うつ病などの神経系の問題を治療するのに適している
- 呼吸器系機能を強化
- 筋肉の痛みを和らげ、炎症を軽減
- 皮膚の感染症を撃退
- 不眠症を軽減
- 血液循環を促進
エッセンシャルオイルの活用方法
吸入
吸入は、エッセンシャルオイル(精油)の芳香成分を鼻や口から取り入れる方法です。
お手軽にできる方法としては、ハンカチなどに数滴のエッセンシャルオイルを垂らしやさしく吸いましょう。また、マグカップなどにお湯を入れて、エッセンシャルオイル(精油)を数滴垂らし、蒸気を顔に近づけて、深呼吸するように鼻や口からゆっくり吸い込むのもおすすめ。
鼻や喉に直接作用させることができるので、鼻づまりや喉の痛みなど、風邪のひき始めにおすすめの方法です。
アロママッサージ
アロママッサージは、エッセンシャルオイル(精油)を植物油(キャリアオイル)に混ぜ合わせて作ったマッサージオイルを使用します。
エッセンシャルオイル(精油)の香りとマッサージの相乗効果で、リラックス効果をもたらすだけでなく、美肌効果や、血行促進、老廃物の排出、筋肉のコリを和らげるなど、心と体を回復させることができると言われています。
アロマバス
お湯を張った浴槽にエッセンシャルオイルを入れます。精油の入ったお湯に浸かることでスキンケア効果を発揮し、立ち上る蒸気を吸い込むことで香りを楽しむと同時に呼吸器系にも影響を与えてくれる効率的なアロマの活用方法です。
芳香浴法や吸入法、スキンケアなどのアロマの利用方法を1回の入浴ですますことができます。
またアロマの効果にプラスして入浴による疲労回復やリラックス効果も得られるので、自宅でのリラクゼーションに最適です。
温冷湿布
湿布は、エッセンシャルオイル(精油)を含ませたタオルを、痛みやコリのある部分に当てて、症状を癒す方法です。
肩こりや腰痛、生理痛には血行を促す温湿布(温かいタオル)、ねんざや打撲の直後、スポーツ後のクールダウンには冷湿布(冷たいタオル)が効果的と言われています。
エッセンシャルオイルを使うとき気をつけたいこと
- 肌に使う場合はオイルを使って希釈する: ラベンダーを除き、直接摂取したり、皮膚に直接塗布することはできません。エッセンシャルオイルは希釈されていないため、肌に直接塗布すると刺激が強すぎる場合があります。キャリアオイルなどのオイルで希釈してから使用することをお勧めします。
- 抽出した成分が記載されているかどうかを確認する: エッセンシャルオイルには、植物から抽出された成分が含まれています。購入する前に、成分表示を確認してください。
- ガラス容器を使う: エッセンシャルオイルはプラスチック容器に入れると、容器の素材によっては化学反応が起こり、成分が変質する場合があります。ガラス容器を使用することをお勧めします。
- 赤ちゃんやペットがいる家庭では徹底管理: エッセンシャルオイルは、赤ちゃんやペットにとって有害な場合があります。9ヶ月未満の乳児には適しません。使用前に、家族全員が安全に使用できるかどうか確認してください。
- 十分に希釈してから使用する: エッセンシャルオイルは非常に濃縮されているため、十分に希釈してから使用することをお勧めします。
- マッサージ後、最大4時間は日光に当たらないようにしましょう。
- 目や粘膜の近くには使用しないでください。
以上の注意事項を守ることで、安全かつ効果的なエッセンシャルオイルの使用が可能です。
リラクゼーション効果のあるエッセンシャルオイル
ラベンダー
- 不安や憂鬱な気分で眠れない夜に、オススメです。
- 精神的なストレスを和らげて、リラックスさせ、心地よい眠りへと誘います。
- 神経性の頭痛やめまいにも効果があります。インフルエンザや熱を伴う風邪などに、ラベンダーティーは最適です。
- 発汗を促し、熱を下げるとともに、体外に毒素を排出します。
ラベンダーのみ直接肌に使用することができます。火傷には大きな効果があります。
柚子
日本をはじめとするアジア諸国で人気の柑橘類である柚子には、弛緩作用、抗不安作用、および覚醒作用があるため、中枢神経系を落ち着かせます。
主な作用としては、鎮痛・発汗・血流促進・加温・食欲増進・健胃・収斂・癒傷・抗菌・抗ウイルス・防虫など。
※注意・禁忌※:・光毒性があるので、塗布後は紫外線を浴びないようにすること
心への作用:心をほっと温め、和らげたいときに。リラックスしたいときに
身体への効果:身体を温める作用が高いので、冷え性・肩こり・腰痛・リウマチ・マタニティケアとして
肌への作用:ふけの予防・育毛に
バニラ
バニラは一般的に、南北アメリカの様々な地域、特に熱帯地方で成長します。 多くの場合、料理に使用されますが、実は、抗酸化作用、鎮静作用、リラックス作用、消化促進作用、および媚薬の特性を持っています。
甘く幸福感で満たしてくれるバニラの精油は、リラックスしたり前向きな気持ちになりたい時に使用されることが多く、抑うつやうつ状態にも有効であることが認められています。
特に、女性特有のPMSや更年期障害の症状にも効果的であるとされていて、落ち込んだ気持ちをゆっくり引き上げてくれ、痛みなどを緩和させてくれる効果もあるとされています。
ジャスミン
金木犀で知られるモクセイ科のジャスミンは、ジャスミンティーとしても愛される私たちの日常に最も近い存在の精油。ジャスミンは心身の両方を癒すのに役立ちます。私たちの気分を向上させるために使用されることが多く、リラックス効果とストレスを軽減する効果があります。
主な作用としては精神安定・多幸感・精神高揚・神経強壮・鎮静・催淫・血圧降下・抗痙攣・抗菌・抗ウイルス
- ※注意・禁忌※:・妊娠中は使用を避ける(分娩時に使用されることがある)・香りが強いので注意
- 心への作用:満足感を得られないとき、欠け落ちた感情・感覚を満たしてくれます。緊張・不安・うつ・無気力。古代より媚薬として使われているほど、精神へ働きかける効果は高い。
- 身体への効果:月経痛・産後の抑うつ・回復 など
- 肌への作用:アンチエイジング
ミント
ミントの葉から抽出するミントのエッセンシャルオイルは、ストレスをコントロールしながら、神経障害と精神的な疲労を軽減します。ミントの高いメントール含有量は、腹部の痙攣に高い効果を発揮する自然療法となります。さらにミントに含まれる去痰作用により、気道に滞留する痰を排出する働きもあります。
ペパーミント精油は、スッと鼻通りが良くなるような香りが特徴的で、リフレッシュ、眠気スッキリ、消臭、抗菌、抗ウイルス、防虫など様々な効果が期待できます。 メントールには、鎮痛・鎮痒・冷却・防腐作用などがあり湿布や軟膏など医療分野でもよく使われます。
ペパーミント精油を使用する際には、肌に使う場合はオイルを使って希釈することをお勧めします。
また筋肉痛を軽減するミントは、肌や髪の状態を改善するのに役立つ殺菌および抗菌特性を持っています。
まとめ
アロマテラピーは、さまざまな不調に効果が期待できる芳香植物療法です。
効果のある理由としては
- エッセンシャルオイル(精油)には、さまざまな働きをする天然の成分があること
- 「香り」の信号はダイレクトに脳を刺激して、自律神経やホルモンの分泌を促すこと
- 薬効成分が肺や皮膚から浸透して、全身をめぐること
などによります。
アロマテラピーは、何となくすっきりしない自律神経系、ホルモン系の不調改善に役立ちます。ぜひ好きな香りを楽しみながら、あなたの健康維持や心の癒しにお役立てください。
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笑顔のすてきなあなたに
幸せがなだれのように訪れますように。
世界にただひとりの素晴らしいあなたにありがとう
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